城下町である彦根は400年以上の長い歴史があります。
その一番外側には彦根城の守りを固めるため、足軽たちがまとまって住む「足軽組屋敷」がつくられました。
こじんまりとした屋敷は、庶民の住宅として住み継がれ、江戸時代の町割りもそのまま残っています。
屋敷の目の前に広がっている畑には、様々な植物が植えられ、木々が聳え立っています。
梅の木、柿の木、山椒の木、さくらんぼなど、畑は自然からの恵の宝庫です。
全て無農薬、無化学肥料で栽培しており、大地のパワーが溢れています。
彦根市の文化財として大切に保管されている歴史的建造物「足軽組屋敷」を、
今後も適宜修繕しながら、日本の歴史の誇りとして残していきたいと考えています。
ここは私の祖父母が生きていた頃、幼い頃から毎年のように遊びにきていた場所。
居心地が良くてつい長居してしまう、情報の波から逃れて頭を休めるのに最適です。
体も心もゆったりできる場所、
ゆっくり香りを堪能できる場所、
気軽に人が集える場所、
それぞれの才能を発揮できる場所として、
これから少しずつみんなの居場所にできたらいいなと考えています。