セラピストのつぶやき

自分史 ① 「証券会社勤務とパニック障害」

満月を過ぎて
それまでの体の不調や心の重さがスッキリしたので
昨日からとても軽やかに過ごしています。

満月の日に
アダム徳永先生によるエヴァセラピー協会のフォローアップ講座があったのですが、
エヴァセラピー協会にたどり着くまでに歩んできた道&講座を通しての体験談・変化について言語化してみました。

数年前に、
エンディングノート的に自分史を書いておきたいと思っていたのでちょうどいい機会でした。

私自身について掘り下げて、ここで少しずつまとめて書いてみたいと思います。
ちょっと長くなりそうですが、お時間があるときに読んでみていただけると嬉しいです。

今日は、エヴァセラピー協会に出会う前のお仕事のお話。

まず、なぜ今の仕事を始めたのか?
きっかけは何か?
なぜ続けているのか?について書いてみます。

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私の社会人としての最も長い経歴は、証券会社勤務です。

大学を卒業後、
22歳で大手日系証券会社に入社し、35歳まで約13年間務めました。

リテール営業職として神奈川県内の2支店にて4年ほど営業社員として働きました。

元々話すことが苦手なのに営業職を選んだのは、
人並みにコミュニケーション能力を高めたかったからです。

その後、希望が叶って奇跡的に本社に異動になり、
(希望が叶ったエピソードはまたの機会に、、、)
全国の支店統括役員の秘書4年、支店経営の企画スタッフとして3年半、合計7年半ほど本社で勤務しました。

イベントの企画運営や全国の支店への出張など、
仕事自体は遣り甲斐があり、とても楽しかったのですが、
女性だけの課で働いていたとき、周りの不穏な人間関係を敏感に察知してしまったことをきっかけに
パニック障害になり、電車に乗れなくなりました。

電車に乗ると、過呼吸のような状態になり、乗っていられなくなりました。
死にそうなくらいの苦しさを何度も何度も味わいました。

(この症状は完全に治っているわけではないので、
狭い空間や真っ暗な場所にはあまり行かないようにしています。)

当時は辻堂から茅場町まで通っていたので、
電車に乗っている時間が長く、
もう苦しくて通えない!と思ったときに上司に相談したところ、
退職するか、自宅近くの営業店に戻るか、どちらかに決めていいと言われました。

私はそのまま退職するという道を選ぶこともできたのですが、退職はしませんでした。
私の魂はいつもチャレンジ精神に満ち溢れてるのでね(笑)
(社会人以前のチャレンジの話は、また別記事で書くかも)

7年半の本社勤務をする間に、

「大手企業とはなんなのか」
「大手企業の役員は何を考えているのか」
「役員はどのように会社をマネージメントしているのか」
「本社と支店の仕事の違いやあり方の違い」

本社にいる間にそんなことを役員の間近で学ぶことができた私は、

もし今7年半ぶりに営業に復帰したら、
「自分は果たして数字をあげることができるのか」
「ちゃんと営業できるのだろうか」

そんな風に営業に戻ったときの自分にとても興味があったので、
勇気を出して営業に戻ることに決めました。

そして
自宅から電車で5分のところにある近くの支店に勤務することになりました。

ただ、今思うと不思議なのですが、
「営業に戻ったら、1年でこの会社を退職することになるだろう」ということが
営業に戻ると決めた日に、脳裏にイメージとして頭の中に入ってきました。

きっと未来は見えていたんでしょうね。

そして7年半ぶりに支店営業に戻ったのですが、
当時、私は年次では会社入社して12年目。

いくら本社勤務が長いとはいえ、
12年目の営業社員は、ベテランに分類されます。
同じ課の先輩は一人だけ、あとは後輩がたくさんいるという状況。

つまり私は本来稼がないといけない年次にいるわけです。。。

証券会社は手数料ビジネスです。
お客様からお金を入金してもらい、
株や債券・投資信託や保険などを購入してもらったら、その手数料が入るというもの。

とにかく毎月毎月手数料を稼ぐために必死でした。

営業車を使ってお客様のご自宅や会社・勤務先を回って
支店にいる時はお客様に営業の電話をしまくって最終的に何か商品を買っていただきます。

そのためにお客様のお話を聞き、相場の話をし、商品の説明をし、
何か買っていただくところまで気が抜けません。

しかも当時その支店は全国でもかなりできの悪い支店。
さらに直属の上司は精神不安定で猛烈なパワハラ課長。

いつもいつも怒鳴られ、常に数字の報告を求められ、
自分の感性や敏感な感覚を麻痺させないと仕事はできませんでした。

朝起きたら数字のことを考え、
帰り着いたら明日の数字のことを考える。

私は言われたことはやらねばと思って真面目に働いていました。

特に、男性(上司)に怒鳴られることが怖くて仕方なかったので
それに駆り立てられるかのように
一生懸命働いていました。

振り返ると、
全く「今」を生きていませんでした。。。

そんな毎日を送っているうちに、
突然、私の体に異変が起こり始めました。。。

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ふぅ〜!
自分の話を書くといろんなことを思い出されて、長くなってしまいました。。。

また、明日続きます。。。

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