セラピストのつぶやき

My宇宙法則論 ⑤「経験則を捨てる」

今週は前半からモヤモヤすることが続き、
なんでそんな風に私の感情を揺さぶるんだろうと内観してみた。

そこで一つ発見したことは
自分の感情が高ぶってその感情のやり場に困っている時、
私自身は意識的に肉体と魂を分離させて
小休止状態にさせてるということ。

だから幼い頃から魂ここにあらずの状態が長かったのかなと
ここから深い考察に入りたいような入りたくないような
ちょっと今までにない状態を楽しんでいます。

14日から書き始めた、
私の経験から得た、私なりの「人生が思い通りに進む方法」について。

今日は5日目。

My宇宙法則論 ⑤「経験則を捨てる」

経験してきたことは自分にとっても他人にとっても宝であり、
私たちが行きていく上で大いに参考になる。

でも、このMy宇宙法則論と矛盾するかもしれないけれど、
実際にはその経験で得た法則や自分の中の確固たる信念を
時には捨てることで新しい道が生まれることもある。

私自身の経験の中で起こった出来事。

1つ目は、イスラエルに入国したこと。

大学3年生の時、
私は中高大と一緒に過ごした気の合う貴重な友人と
中東へ旅に出ていました。

エジプト〜ヨルダン〜シリア〜トルコ〜ギリシャという
5カ国をバックパックで回る旅。

この地域は何もかもが新鮮でものすごい楽しく、
中東というイメージが刷新されるくらい、素晴らしい場所でした。
(エジプトは色々あってちょっと違う印象だけれど、それは別の機会に)

そして2カ国目のヨルダンの安宿に着いた時、
先に日本人が数人いて何やら話し合いをしていました。
私たちもその人たちと仲良くなって話に入ってみると、
どうやら翌日にイスラエルに行こうという話をしていました。

その日はクリスマスイブ、翌日はクリスマス。
つまりイスラエルでは世界でも有名はクリスマスミサが
聖誕教会で開催されるということで
行きたいけど、行っても大丈夫なのか?危険はないか?
そんな話をしていました。

当時のイスラエルはパレスチナ問題で内紛が始まろうとしていた頃。
数日前に岩のドームが爆破されたという噂があり、
安全性の問題について話し合っていました。

私たちも話し合いに加わったのですが、
危ない可能性があるから行かない、という保守的な考え方ではなく、
この人生で2度とこの国に入国でいないかもしれない、
世界中から人が集まるミサに一緒に行ってみよう、
という結論に達し、私たちもみんなにジョインしました。

結局、クリスマスにはイスラエルに入国し、
その時にものすごいミラクルが起きて
聖誕教会に入ってミサに参加でき、
素晴らしい経験をすることができました。
(詳細は本当に面白いのでまたこれも別の機会に)

自分の観念だけで行動していたらできなかった体験、
自分とは別の考え方を持った他人との交流って
本当に大事だなと思った旅でした。

2つ目は、経験ゼロでサロン起業したこと。

私は大学卒業後は
13年近く1つの証券会社に長く勤務をしており、
会社を辞めてからアロマセラピスト・インストラクターの資格を取ったので、
資格を取ってもボディーワークの経験は全くないという状態でした。
それまで4年間はハワイのロミロミを習いに行ったり、
資格を取るためにモニターで施術はたくさんやっていたものの、
お金をいただいてボディワークの仕事をした経験はありませんでした。

通常、起業するなら、
どこかのマッサージサロンやホテルなどに勤務して
経験を積んでから起業するんだと思うのですが、
私はそれをやりませんでした。

誰かの下について勉強するということに意欲が湧かず、
実践しながら経験を積んでいくという選択をしました。
アロマの資格を最初に取った時の先生に
すぐに起業してもいいのよと後押しされたのも大きかった。

その結果、当初は本当に大変だったけれど、
何も分からないまま起業して必死にやっていく中で
「自分にとってさらに必要な技術はなんだろう」
「自分の才能ってどこにあるんだろう」
そんなことを感じつつ、
更なる勉強も同時進行させながら、
少しずつ自分の望む形に進化させることができました。

あの時、どこかに勤めてから起業していたら、
なかなか勇気を出して起業できなかったかもしれない。
準備万端だから起業するのではなく、
まだ不完全だけれど起業するということをやった経験は
自分の魂の成長を大きく促して
精神的にものすごく鍛えられた感じがしています。

3つ目は、アクセスバーズの理念に触れたこと。

起業して4年目くらいに
アクセスバーズ・アクセスバディーの勉強して
そのセッションをすぐに始めたのですが、
私はこの勉強をして一番良かったと感じていることは
その基本的な考え方を知った時です。

その考え方はこちら。

「Everything is just an interesting point of view」

interesting point of viewとは、
「興味深いものの見方」ということだけれど、

全てが単に興味深いものの見方(観点)だと思うなら、
全てに対してのジャッジがなくなっていくのです。

受け入れるということ、受容。

自分自身をジャッジしていないかどうか、
他人をジャッジしていないかどうか、

そして、許容。

何に対しても、観点(ものの見方)を持たなくなります。
観点(ものの見方)を持っていなければ、
様々なものの見方を持つことができます。

この考え方を学んだことで、
私自身の視野が大幅に開いていきました。

今までの経験の中で自分自身に蓄積されていた観念は
その全てが面白いもの、興味深いものだと思うことで
手放すことができてきたのです。

この3つに共通していることは、

自分の中の経験則は自分を守ってくれるものであると同時に、
縛りつけるものでもあるということ。

その縛りから逃れるためには、
一旦自分自身の意識を脇に置いて
もっと視野を広くして
高みのある視座から物事を眺めてみること。

そんなことを続けていくうちに、
自分が採用し続ける経験則と
もう手放すべき経験則が分別されていく感じがします。

また、人生には新たな経験がたくさん潜んでいるので、
すでに経験したことに関しても
その経験全てをビギナーズマインドで取り組むことも
とても大事なのかなと思っています。

タイムリーで昨日から感じていることなので、
自分にももう一度その観点をインプットして
今日も仕事に出かけたいと思います。

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