つながりの時代

セラピストのつぶやき

2022.04.26
映画・本

庭に植えてある杏の木に、
今もスズメさんたちがちゅんちゅん言いながらやって来ています。

パッと見ただけでも、
すでに杏の実が100個くらいついているので、
今年も豊作のようです。
また今年も精を出してドライ杏を作る予定

先日、ものすごく共感し、
心が動かさせる本を読みました。
（Kindle Unlimited だと今無料で読めます。）

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ハートドリブン目に見えないものを大切にする力
(NewsPicks Book)
単行本 – 2019/10/3
塩田元規 (著)

魂を進化させると、あなたはもっと輝く
売上高281億円・利益136億円
大成功企業アカツキ社長の独自哲学

合理的に正解を出せる時代は終わった。
数字・計画・思考だけではなく、
感情・直感・感性を研ぎ澄ます。
初めて明かされる内側を進化させる具体的メソッド。
正解がない時代を生きるための教科書だ。

数字より感情、計画より直感、思考より衝動。
合理性で正解を導き出す時代が終わり、
自分の内面を発散させることによってしか価値が生み出せない時代がやってきた。
この新しい時代の人生と仕事について、
数字的に大成功しているアカツキ社長の塩田さんが語るから面白い。
起業人生を振り返りながら独自哲学を明かしてます。

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この創業者は20代で起業して
会社は30代には東証1部上場企業になっている。

富の循環について、最近よく語られるけれど、
今の社会で目に見える業績を上げながらも
この変化の激しい時代にも敏感に対応していける経営者の考えていることって
やはりとても興味深い。

ビジネスをやるやらないに拘らず、
これからどんな風に生きたいのか、
これから何を成し遂げていきたいのか、
そんなことを考えさせてくれるような内容だった。

心に留めておきたい言葉を
こちらで引用させてもらおうと思います。

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世界に起きている三つの変化について、分かち合いたい。

１．便利さ（機能的価値）の時代から、心（感情的価値）の時代へ
２．画一的な価値観から、多様な価値観を認め合う時代へ
３．透明性の加速、DoingからBeingの時代へ

・“エンターテインメント“体験”の価値が増大する
・全ての商品・産業が感情価値を中心にエンタメ化する
・働く人も感情価値を求めて集まる

多様化が進む時代は、万人に好かれようとしないことが大切だ。
何をやっているかや、外側だけが重要だと思い込んでた時代から、
在り方や内側の想いが重要な時代に変わったんだ。

「ドリブン」の対義語は「インセンティブ」。
「ドリブン」は原動力、「インセンティブ」は誘因。

これからは、外側の社会に適合して生きる時代は終わり、
一人ひとりが自分の心や感情を大切にしながら生きる時代になっていく。
少林寺拳法にも「力愛不二」という言葉があって、
「愛なき力はただの暴力であり、力なき愛はただの妄想である」
というような意味だ。
本田宗一郎も
「理念・哲学なき行動（技術）は凶器であり、行動（技術）なき理念は無価値である」
と言っている。

内側の成長は、一瞬でやれることじゃない。
日常の中でどれだけ自分の行動に気づき、内側でそれを感じて、
ブレずに自分の根っことつながり続けられるかだ。
人の期待じゃなく、
自分の信念に従って突き抜ける。
大切なのは、自分の内側の進化だ。

立ち止まって、自分の中にある感情を丁寧に見れた時、
あなたの心の扉は開く。
魂が進化すると、あなたはもっと輝き出す。
だから、これからの時代はとんがっていることが大切だ。
“マス”という言葉に惑わされずにいこう。
“マス”なんて顧客は存在しない。

ブランドは意義から作られる。
感情価値が中心の世界で、
ブランドが大切になるということは、
意義と信念が大事だということだ。

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