昨日は
アダム徳永先生によるエヴァセラピー協会のフォローアップ講座がありました。
セラピスト・インストラクター認定講座が終わってからも、
こうして毎月勉強会があるので仲間とのシェアや問題点の解決にとても役に立っています。
そこで今回のフォローアップの宿題として、
エヴァセラピー協会にたどり着くまで&講座を通しての体験談を
それぞれが文章化したのですが、
私も明日辺りからこのブログで少しずつ紹介していきたいと思います。
アダム先生の一番の信念は、
「男女和合・陰陽和合を通しての世界平和」です。
もちろん私も今では世界平和を望んでいますが、
私は地球なんて滅亡すればいいのに!って思って生きていた時期があります。
それって何がきっかけだったのかなって思い返してみたのですが、
一番大きな理由は
「この地球の生きづらさ」でしたが、
最初のきっかけは
「人間による環境破壊」を見たときだったと思います。
小学生の時に見た、酷い映像。
それは、湾岸戦争時の原油まみれで死にかけている鳥の映像。
なんて酷いことができるんだろう、人間なんてみんな死ねばいいのに。
私はそう思っていました。
そして、先週、ご縁があって
ミツバチから採れるハチミツを巡るドキュメンタリー映画
「ハニーランド 永遠の谷」をオンラインで見ることができたのですが、
この映画を見てまた、
人間なんてみんな死ねばいいのにと思っていたときの感情が溢れ出てきました。
この映画は
ギリシャの北に位置する北マケドニアで作られたドキュメンタリー。
主人公は、首都から20キロほど離れた、電気も水道もない故郷の谷で、
寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性。
「半分はわたしに、半分はあなたに」
ミツバチの巣からハチミツを採取する時、
半分はミツバチのための残しておき、
半分は自分たちの生活のためにいただくという信念を持っている。
でもそこに
トルコから夫婦と7人の子供と多くの牛たちを引き連れてきた一家がやってきたことで
ミツバチとの生活が破壊されていく姿を描いているものでした。
切なくて悲しくて、そして腹が立った。
金儲けのためなら
自然を壊すことなんて何とも思っていない人間。
生活のため?子供のため?
主人公である自然養蜂家の女性は
ハチミツをミツバチから半分いただくことで自然との持続可能な世界を作り出していた。
そしてそれによって自然を守ってきた。
その美しく優しい姿に心が動かされた。
と同時に、
彼女の一人の人間なので、
隣人の子供達と交流をしている時の彼女の笑顔にも動かされたし、
母親を亡くした時の一人ぼっちになってしまった悲しみにも泣いた。
この映画を通じて
自然も美しく人間も美しいこと、
そして自然の移り変わりや人間の感情の移り変わりもやはり美しいこと、
そんなことが心に残った印象深い作品でした。
未来の子供達が幸せに生きていける、持続可能な社会を今の大人たちが作っていかないといけない。
そのために、1個人として私は何ができるのかな?
もう少し考えて見たいと思ったのでした。
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