昨日に引き続き、
和ハーブ協会主催のイベント、
能登の和ハーブに触れる旅&クロモジ植樹体験・精油の蒸留見学に行ってきた日々の
続きを書きたいと思います。
石川県には初めて行ったのですが、
まず最初に感動したのがお魚の美味しさ。
ここは金沢駅からバスで数時間北上した海辺にある穴水という場所で、
なぎさガーデンというお店でお刺身定食をいただいたのですが、
かなりのボリュームでびっくり!
それでもぺろりと完食してしまう美味しさ!
日本海の海で採れた新鮮なお魚を食べるためだけでも
石川県を訪れたいと思いました。
今回のツアーは1泊2日だったのですが、
宿泊場所はこのお刺身を食べたお店からバスで30分くらいだったかな。
合宿ができるセミナーハウス・山びこという場所で
周りを見渡すととてもゆったりとした森に囲まれていて
本当に素敵な場所でした。
集まって講座を行うスペースもあるので、
田舎でリトリートとかしたい人には良いかも!
さらに、翌日の昼食もまた素晴らしい場所でした。
これから重要指定文化財に指定される予定だという
中谷家で天ぷら&お蕎麦をいただきました。
前菜は、ヤマボウシの実と栗の素揚げ。
ヤマボウシは見た目が少し独特なので、森で見つけても
食べたい!と思わないかもですが、
酸味と甘味のバランスが良くて美味しいです!
ビタミン、カロチン、アントシアニンなどを含んでいて
滋養強壮や疲労回復などの効能があるといわれています。
栗はそのままあげてあって、初めて皮ごと丸ごといただいたのですが、
これがまためっちゃ美味しい!
栗の渋皮を剥かなくてもこんな風に美味しく食べられることに感動!
そして天ぷらは、もちろん和ハーブ入り!
エゴマ、カキドオシ、ムカゴ、かぼちゃ、椎茸、ゴーヤなど。。。
1つ珍しい和ハーブも入ってたんだけど、、、
名前わすれちゃった。
お蕎麦もお出汁も最高に美味しくて
なんとも至福な時間。
食べながら眺められるお庭が本当に素晴らしく
いつまでもゆっくりしていたい場所でした。
食事の後は
クロモジの蒸留をされている方の自宅工房にお邪魔して
蒸留の風景を見学してきました。
クロモジは粉砕して蒸留器に入れるのですが、
ここでは私的にちょっと残念な光景がありました。
古代から、精油を作るときには
火をおこして水を沸かし
その上に精油を取りたい植物を置くと
その蒸気が植物の細胞を開いて精油成分が出てきます。
つまり、火と水の要素が合わさって
錬金術を経て変化するわけです。
今は効率性重視だったり、
利便性重視だったりして、
火を起こすのではなく、電気を使っている場合が多くあります。
今回の精油の蒸留はIHを使っていたので残念でしたが、
薪で火を起こさなくても
ガスコンロに変えるだけでエネルギーが全然変わると思うので、
こそっと提案してみようかな。
Wisdom of the Earthの認定講座の中で、
こんな内容があります。
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植物は、錬金術(アルケミー)のプロセスである、
土、気、火、水を得てエッセンスになる。
古代の叡智と癒しの力の全てとともに植物は、
高濃度の液体へ変容することで、周波数が上がる。
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原始的なやり方、昔からのやり方は
理にかなっているんだなということを改めて感じた日になりました。
人間もそうだけれど、
エネルギーは嘘をつくことができない、
話したり、書いたりする内容を偽ることは可能かもしれないけれど、
その人が発するエネルギーは自分でコントロールできるものでもない。
であれば、
自分の心と考え方と行動と一致させなければ、
きっとエネルギーは交錯した変なものになるんだと思う。
自分が言っていることと行動が一致しているか、
自分が考えていることを行動に繋げられているか、
自分が行っていることは自分の心と合致しているか、
たまに自分を見直す時間を取るのもいいかもしれない
余談ですが、
今回宿泊した宿のお部屋の名前が、EARTH(大地)だった!
なんとなく、嬉しい
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