人間の体の中で、一番
強さやパワーを感じる場所ってどこですか?
脳?
松果体?
ハート?
丹田?
子宮?
人によって感じる場所は違うんだと思います。
確かあれは、6〜7年前のこと。
フラワーオブライフの本で有名な
ドランヴァロ・メルキゼデクが作ったATIHという
4日間くらいのワークショップに参加したことがありました。
全世界にいるATIH公認ティーチャーにより、行われているものです。
ATIHは、
Awakening The Illuminated Heartの略で、
輝けるハートに目醒めること、光明を得ること、悟りを開くこと、
といったような意味を持っています。
その時もAFPのトレーニングの時と同じように
たくさんのワークを行いました。
その中で
私が最も苦手とする部類のワークをすることになった時、
とても興味深いことに気付きました。
そのワークは、ペアになった人と向き合って
相手の目を見つめるというものです。
そのワークにどんな意味があったのか、
何のためにやるワークだったのかは全く覚えていません。
でもその苦手なワークをしなければならない状況になった時、
私が咄嗟にやったのは
「心を閉じること」でした。
相手の目を見ていながらも心を閉じていれば、
相手の目を見続けることができました。
でも
心をオープンにしたまま相手の目を見つめると、
猛烈な気分の悪さと大きな恐怖が私を襲うことに気づいていました。
先日参加したAFPのティーチャートレーニングでも
似たようなプラクティスがありました。
自分は自分の体に居続けたまま、
近付いてくる相手の目をじっと見るという感じのプラクティス。
私はそのプラクティスがどんなものか説明を聞いた瞬間に、
「これは絶対にやらない!」と心の奥から強い抵抗が湧き出てきた時、
なぜかマイクのスピーカーから大きな雑音がバリバリ!と鳴り、
ビックリ。。。
私がやったとは思いたくないけれど、
でもそのおかげなのか、
このプラクティスはやりたい人だけやるという選択肢が与えられたので、
私はほっと一安心、気分良くやらない方を選択して
外で見ている側に回りました。
そこにある抵抗を感じながらも
プラクティスに参加することにコミットすることが必要なのは分かっている。
でもこのプラクティスだけは
何か私にとって少し時間をかけて観察すべき、
特別感があるものの感じがしています。
私は「目」に全てがあると思っています。
人間の体の中で一番パワーを感じるのが、「目」です。
目には人間の保有する力の「全て」があって、
無限のパワーも眠っているし、
武器にもなるし、凶器にもなる。
私自身、目に関しては
ずっとずっと悩んできたことでもあります。
目で人を殺してきた過去、
目で人に殺されてきた過去があるような気がしています。
だから、私は人の目を見ると
心を閉じる傾向にあります。
会話をしているときは全然大丈夫なのですが、
ただただ見つめるという行為になるとなぜか別物に変わります。
心を閉じることが難しいという人もいるみたいだけれど、
私は普段から心の開閉は自由自在なので、
あまり難しいと感じることはありません。
「目」に関して、
私の中での抵抗をちゃんと解放もできていないし、
考察を書くまでには至らないけれど、
今の状態を書き留めておきたいと思って
書いてみました。
きっと何か気づきを促す要素になるような気がしていて
これからもじっくり取り組んでみたいと思います。
きっと人には皆、
人生で長い時間をかけて気づいていく何かしらのテーマがあって
そのテーマは幼い頃から死ぬときまで頭の隅っこに置かれていて
そのテーマが自分の人生をかけていろんな要素を交えながら
解放されていくのかなと思っています。
私自身の今感じている自分のテーマは、
目と声
支配とコントロール
信頼と依存
想像と創造
こんな感じかな。
これも年々変わっていくかもしれないし、
解放が進んだら
また次にテーマが用意されているかもしれない。
人生劇場はいつでもネタが豊富で面白い。
そんな風に軽く楽しめる人になりたいなと思います
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