セラピストのつぶやき

男性原理からの脱却

先日の話。
家のウッドデッキに数個のバケツを置いて
預かっている稲の苗を試しに植えてみました。
植えるには、黒土が必要なので
もう残り少なかった黒土をホームセンターに買いに行ったのですが。

自転車で行って
バックパックに入れて持ち帰ればいいと思って
簡単に考えていたのですが、
黒土って一袋買うだけでびっくりするほど重いのね。。。

なんとかバックパックに詰めて自転車を漕いでみたのですが
あまりの重さに肩が崩壊しそうになり、
肩紐で血流が止まって腕の血管がどんどん浮き出てきて
ギブアップしそうでした笑い泣き

経験は大事(笑)
我が家には車がないので移動手段は基本的に自転車なのですが、
荷物を運ぶ場合はカゴ付きの自転車を使うとか、
工夫が必要だなと初めて思いました。。。(遅い)

そして体力も大事。

力仕事は男性が、というイメージはあるけれど、
昔はきっと女性も同じように力仕事をしていたのだから
そういう分け方もおかしな話なのかもしれない。

昨日、イーハトーブ心身統合研究所 所長である
清水 友邦さんのFB投稿をじっくり読んでいたら、
ものすごくいろんなことが整理されたので
こちらにシェアさせてもらおうと思います。

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合同結婚式で有名な統一教会は自由恋愛が禁止です。
自由恋愛は神に背く堕落行為であり、悪しきサタンなので救われないのです。

神が親であり、神の代理人である教団が親なので
信者である子供は言うことを聞かなければなりません。

皇室は万世一系の天照大神の子孫であり、
神によって永遠の統治権が与えられた神国日本と教えられた明治大正昭和の時代は
戦争の連続でした。

家父長制を維持しようとする施政者と
男性原理が優位な統一教会がズブズブの関係だったことが暴露されています。
マインドは機械のように機能するので
情報が頭にすりこまれると一方的な服従に従ってしまいます。

縄文から古墳時代までの古代日本は母系社会でした。
卑弥呼のように女性が女王だった時代があったのです。
母系社会の子供は母親の一族が育て家と財産は娘が相続します。
男性と女性は一緒に生活しないで夜だけ女性の元へ男性が通ったのです。
家に父親はいないので一家の主人は女性でした。
古代は女性が戸主で主導権をにぎっていました。

古事記でイザナミが「あなにやし、えをとこを(ああ、なんとええ男!)」
あとからイザナギが、 「あなにやし、えをとめを(ああ、なんとええ乙女!)」
と呼び合って結ばれる話が出てきます。

古代では女性から先に声をかけるのが礼儀でした。
男性原理の時代になると真逆になりました。
古代は「好きになったら一緒になり、いやになったら別れる」
純粋な自由恋愛だったのです。
結婚を強制される事も別れさせられる事もなかったのです。

男性は自分の生まれた家で生活していたので、
自分の子供を養育する事はありませんでした。
母から娘へ家と土地、財産が受け継がれ子供は母親の家族と一緒に暮らしていました。
財産分与の問題も嫁舅の人間関係のわずらしさがありませんでした。
父親という概念さえもなかったのです。
ですから嫁姑の問題も離婚にともなう養育費の問題もありませんでした。
男女のカップルは好きな時に一緒になり、嫌になれば別れるのも自由でした。
お互いに好きな人ができたときは執着しないのが礼儀でした。

父系社会の家系図は男性の嫡子をたどる男系なので
家系図に女性の名前がありません。
父系社会で育つと系図を書く人も読む人も頭が長男をたどる男系になってしまいます。

大化の改新の時の右大臣の名前は蘇我倉山田石川麻呂といいます。
蘇我は父系の苗字で麻呂が名前です。
倉と山田と石川のいずれかは母方の性と見られています。
足利義政の正室は日野富子で源頼朝の正室は北条政子です。
どちらも母方の性を名乗っています。
古代日本は父系と母系の系図が混在していることがあり、わかりにくくなっています。

古事記や日本書紀、万葉集にツマドイ(妻問)の語が出てきます。
奈良・平安時代の子どもは母方の家で育てられる妻問婚が行われていました。
昭和30年代まで妻問婚の名残が行われていたという報告があります。
飛騨高山の伝統的民家には
夜に訪れる男性の為の屋根裏部屋への出入り口があるそうです。

平安時代の中頃から男性が女性の元へ通う妻問婚から
婿が住み込みで妻の家に同居する婿取婚へ変化していきます。
優秀な男手が欲しい母系の家では
夜に通ってきた男の現場を3日目に取り押さえて無理やり餅を食べさせる
三日餅という婿取りの儀式を行うようになりました。
寝ているところを母系の家の者が見つけて明らかにするので
「露顕」(トコロアラワシ)ともいいます。
女性の家族の一員となる儀式が済むと
男性は夜に通う事をやめて公然と出入りして住み着つきました。
これによって男女の関係は自由恋愛ではなくなり、
母方の家の父親の意向が強くなり、親の権限による結婚が行われるようになったのです。
婿が妻の家に住む様になると婿の生活費は全て母方の実家が持ち、
父方の実家の扶養義務は10世紀頃までありませんでした。
子供は父方の姓を名乗っても母系家族によって養育されました。
この時代の結婚とは基本的に婿入りであり、
息子はいずれ他家に住み込むものなので家は娘に譲られるのが普通でした。

中央集権が進み律令体制が整えられたのが八世紀です。
人口の増加をはかるために早婚を奨励した年齢がそのまま日本に持ちこまれ、
結婚年齢は男子15歳、女子13歳でした。
男性原理が強い儒教の影響下にあった中国の律令体制をそのまま取り入れたのです。
地方豪族の姉妹・子女で姿端麗な女性は天皇に貢ぐように勅令が出されています。
男性原理が強くなり戦争が行われるようになると略奪が横行しました。
戦争をするのは男性でしたので軍事リーダーは男性でした。
戦争が続くと女性リーダーは姿を消していきました。
主に男性が戦いのリーダーとなり敵方の財宝や食料、女性を奪ったのです。

およめさんは嫁という漢字を使います。
嫁という漢字の正式の読みは「ケ」「カ」で、
元々の漢字の嫁の意味は「ゆく」「売る」「なすりつける」です。
嫁を取る婚姻の形態の始まりは略奪、召し上げ、進上だったのです。
召し上げ、進上は
中央集権が進みはっきりとした上下関係が成立した社会が形成されてからの事です。

武家社会の到来によって惣領制という家族制度が定着します。
その家の正妻が産んだ長男が財産を一人で相続するようになったのです。
長男が絶対的な権威を持ち、
家族に対する統率と財産の管理をして
女性は男性に恭順・服従するように強要されるようになったのです。
妻に対する貞操観念が強くなり、
妻は夫方の家に縛り付けられ妻の財産も含めて全ての財産は夫の所有となりました。
儒教的な観念において結婚は男子を産むことが最優先であり
子孫を残さないことは不幸の最も最たるものでした。
その為に女性は子供を産む道具にしか過ぎず、
女子を産んでも男子を埋めない女性は石女と軽蔑され離婚の対象となりました。
結婚の決定権は家父長が絶対の権限を持ち、
自由恋愛は礼節にふさわしくありませんでした。

武士の時代が終わると、明治政府は家父長制を法律で定めました。
天皇が父で国民が子供であるという家父長社会の条件付けを
国家の理念として天皇に従順な国民になるように学校で教育されました。
父である天皇に従順な国民を作り
「忠君愛国」をスローガンに富国強兵、忠孝一如、男尊女卑、夫唱婦随と
性別による社会的役割が強制されました。

男性原理が強い家父長社会の女性は兵士を産む機械でした。
マインドは機械のように機能するので
「結婚する前は父親に従うべき、結婚したら夫に従うべきで、
夫がなくなったら息子に従うべき」とすりこまれると
一方的な服従に従ってしまいます。

皇室は万世一系の天照大神の子孫であり、
神によって永遠の統治権が与えられた神国日本と教えられた明治大正昭和の時代は
戦争の連続でした。

人類の歴史はしばらく男性原理のレッド(Red 衝動的・自己中心的)と
宗教が力を持っていた中世の権威主義的なアンバー(Amber 琥珀)の時代が続いていました。
18世紀半に産業革命が起きると資本主義が発展して
オレンジ(Orange 科学的・合理的)の時代になり、
第一次世界大戦後に国際連盟が発足した頃からグリーン(Green 共同/平等)の意識が現れ始めて、
そして宇宙船から地球を見るようになって、
ついに統合的なティール(Teal 青緑)の時代が始まりました。

男性原理が優位な社会では世界が荒廃するだけです。
いかに、妄想や幻想から目を覚ましていくか、
それがあらゆる精神的な教えの基本になっています。

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今、コロちゃんが流行っているというニュースの裏で
今年の冬に最大9基の原発稼働を進めるというニュースが出てきましたね。

日本人はもう忘れたのでしょうか。
福島での原発事故のことを。。。

私はテレビを見ることはほぼないのですが、
ほんの少し垣間見るニュースって
素敵だなーと思えるニュースがほぼありません。

日本で起きている幸せな出来事、
日々の感動する出来事、
人間の素晴らしさを伝えるニュースが
メディア・報道の仕事だという意識が広がったら
人間がもっともっと豊かに幸せになるだろうなって
いつも思います。

人間はネガティブなことを考える方が得意です。
だからこそ、そこにフォーカスするのではなく、
今目の前で起きている素敵な出来事のかけらをどんどん見つけて
意識的にそこにフォーカスして生きたい、

雨がしとしと降る朝、そんなことを改めて思いました。

明日から3連休。
私はまた遠出してデジタルデトックスしてきます。

素敵な連休をお過ごしください照れ

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