コートがいらない季節がやってきて
服を脱いで体が身軽になったからか、
心も同時に軽くなっているのは
気のせいではないと思う。
今日は風が強いので
なんとなくソワソワするけれど、
ソワソワの中にある緊張と期待を
私は密かに味わって楽しんでいるんだなと思う。
そんな風に
日常で感じる些細な感覚、
瞬間瞬間に感じる感情、
それを楽しんでいる自分がいることを
改めて感じる時間が増えた気がする。
でもそれは、
この映画を見たからより感じるのかもしれない。
この週末は家でいくつか映画を観る時間をとった。
私は人がお勧めしてくれた映画は
だいたい見るようにしていて
今回も友人が教えてくれた映画だった。
「ソウルフルワールド」
友人が激推ししてくれたのもあるし、
「インサイド・ヘッド」を手がけた監督による映画だし
期待大。
私が好きな「魂」の話。
ディズニー映画だけれど、
この映画は大人向けの内容だと思う。
2020年、コロナ禍で映画館では上映されずに、
Disney+でのオンライン配信のみになったとのこと。
————————————————————-
(あらすじ)
人間が生まれる前の「ソウル(魂)」たちの世界を舞台に描く
ファンタジーアドベンチャー。
ニューヨークに暮らし、ジャズミュージシャンを夢見ながら
音楽教師をしているジョー・ガードナーは、
ついに憧れのジャズクラブで演奏するチャンスを手にする。
しかし、その直後に運悪くマンホールに落下してしまい、
そこから「ソウル(魂)」たちの世界に迷い込んでしまう。
そこはソウルたちが人間として現世に生まれる前に
どんな性格や興味を持つかを決める場所だった。
ソウルの姿になってしまったジョーは、
22番と呼ばれるソウルと出会うが、
22番は人間の世界が大嫌いで、
何の興味も見つけられず、何百年もソウルの姿のままだった。
生きる目的を見つけられない22番と、
夢をかなえるために元の世界に戻りたいジョー。
正反対の2人の出会いが冒険の始まりとなるが……。
————————————————————-
この映画はここ最近また思っていたことにリンクして
私的にとても刺さる映画だった。
私の唯一無二ってなんだろう?
私のドストライクってなんだろう?
私の使命ってなんだろう?
私が人生で成し遂げるべきことは何だろう?
会社を辞めてから
そんなことをずっと考え続けてきた。
でも
自分の直感と好奇心だけで進んできた道が
今の私のコアを作っていることも認識しているし、
そんなこと考える必要なんてないことも
なんとなく分かっている。
でも自分の外側、周りに目を奪われてしまうと
どうしても心から離れなくなる時がある。
「人は皆使命を持って生まれてくる」
そんな概念を一旦手放して、
人生の目的がなくても、
何か目的を達成できなくても、
「今生きている日常に感謝し、日常の中の瞬間瞬間を感じること、
そして委ねることが生きるということなんだ」
と、この映画は訴えてくる。
今この瞬間に意識を戻してくれるような映画だった。
そして、この話の中に出てくる
生きる目的を見つけられないソウルの番号が、
「22」だった。
きっと意味があるんだろうなと思ってエンジェルナンバーを調べたら、
「信念」「信頼」「可能性」「調和」
「信じる心を持ち続けることが大切」
「信じて疑わない気持ちが幸せを引き寄せる」
「肉体的、精神的、感情的すべての領域に精通することへの無限の可能性」
を意味する数字だった。
信じるものは救われる。
自分を信じる気持ちを失わず、
自分の可能性を信じる気持ちを持つことは
未来の可能性に必ず繋がっていく。
意識というものは
周りのものや出来事に左右されすぎることがある。
確固たる自分軸を持てばいいのだけれど、
やっぱりさ、人間だからね、
そんなにいつもいつも軸を保っていることは難しい。
特に女性は揺れるのが普通だから。
揺れながらも軸に戻ってくるのに必要なのは
やはり「自己信頼」なんだと思う。
こうやってブログを書きながら
自分への信頼度はどのくらいあるだろう?って感じていたら、
昨日やろうと思っていたのに迷ってできなかったことを
やっぱり今日やろう!って思えた。
ちょっとした自己信頼の欠如が
自分の判断を鈍らせてしまうんだな。。。
あと9日過ぎたら、宇宙元旦、春分の日。
自己信頼を十分高めた上で、迎えたい
この記事へのコメントはありません。