セラピストのつぶやき

人を愛するってなんだろう?

花粉が少し落ち着いてきたのかな?

先週よりは感じにくくなってきたけれど、
でもいろんな情報を見てみると、
これは花粉症というよりは、
花粉に付着した害のある化学物質に対するアレルギー反応なんだろうな。

花粉がここまで人間に悪さするとは思えないし。。。
化学物質がどこからきたのかは
実際には分からないけれどえー

ここ最近、
OSHOタロットのモニターをやっているので
それぞれの人の人生のことや
普段何を感じて生きているのかについて聞く機会が増えて
私的には楽しい日々です。

自分以外の人の人生や体験は本当に面白いものばかり。
それはきっと、
自分とは違う考え方を持った人間が感じる世界は
自分にはないものだから
新鮮でもあり、驚きや共感もあり、
それを感じることで
人間の神聖さを改めて感じるからなんだと思う。

そして人の人生のことを聞きながら、
私の頭の片隅にずっと残っているワードは
「記憶」

自分ではこういう事実だと思って認識していたものでも
他人の記憶では全く違う事実として記憶していたり、
人によっては
自分の都合のいいように改ざんして記憶を保管していたり、
年月が経つにつれてある記憶を大きく盛っていたり、、、

記憶って、かなり曖昧。

高齢になると記憶力が薄れてきたり、
人によっては記憶を失ったり、
記憶という領域は改めて探究してみたい分野ではあります。

そんな先日、とても感動的な映画を見ました。

2004年製作のアメリカ映画「The Notebook」
日本で上映された時のタイトルは「きみに読む物語」

 

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(あらすじ)
療養施設で暮らす初老の女性は記憶を失っていたが、
ひとりの男性が彼女を訪れて、ある物語を読んで聞かせる。
それは1940年代のアメリカ南部の町で
良家の子女と地元の貧しい青年の間に生まれた純愛の物語だった。
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まだ17歳、高校生の純愛から始まる映画なんだけれど、
この映画を見て
「人を愛するってなんだろう?」
とても深い問いが立ったような気がします。

昔、会社で秘書をしていた頃、
役員の方がよく宴会の席で言っていた言葉がまた蘇ってきました。

恋と愛は違う。
恋は下に心があって、
愛は真ん中に心がある。
下心と真心。

恋が愛に変わることはあると思うけれど、
下心から始まる関係性を育んでどのように愛に変化していくのか、
この映画の中に
それを深く考える要素が
セリフや行動にたくさん表現されていたように思う。

主役のライアン・ゴズリングが超絶かっこよくって
私はそのかっこよさとセクシーさに
終始悶絶していたんだけれど(笑)
彼のセリフの中で
これは本当に大事だなと思った言葉がある。

君はどうしたいのか?
それだけ考えろ。
俺や両親や周りのことは一切忘れて、
君はどうしたいのか?

人生は突き詰めると、常にそれだけなんだと思う。
「あなたはどうしたいのか?」

誰かの言葉や情報に翻弄されるのではなく、
自分が自分の世界を創造していて
主体性を持って人生を創造していく。

自分以外の要素が入りすぎると、
他人や周りに翻弄されたり、
現実がどこか歪んできたり、
なぜか苦しくなってきたりする。

でも最後に「愛は勝つ」のだ。

この映画では、
恋についても愛についても描かれている。
思春期から老齢期までの愛について描かれている。
私にとっては
重くて深くて、そして
とても神聖な映画だった。

もし愛する人が記憶を失ったとしたら、
自分のことを忘れてしまったとしたら、
どんな気持ちになるのだろうか。

その複雑な気持ちをこの映画の中に感じながら、
やっぱり人生は
愛を感じないと満たされないんだろうなと、
当たり前のことを思った。

愛に対する考えは
私の中ではまだまだ浅いと思う。

でも人の人生を
このような映画の中や
日々接している友人やお客様を通して知っていくことで
「愛とはなんだろう?」
「人を愛するってなんだろう?」
少しずつ深みを学ばせてもらっている気がする。

自分一人だけでは
自分のことなんて絶対に分からない。
そこに誰かがいるからこそ、
自分のことを深く知っていくことができる。

他人あっての自分。

自分が創造主でありながらも
他人も同じく創造主であることを感じて
日々生きたい照れ

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