セラピストのつぶやき

魂を回収する

タイから帰ってきてもうだいぶ経ちますが、
その後、滋賀県に長めに滞在して、
今は関東に少し落ち着いています爆  笑

あまりスケジュールをパンパンに入れず、
今この瞬間の感覚を研ぎ澄ませて
その時行きたい場所、その時過ごしたい人を決めていると
想定外のことがスルッと予定に入ってくる、
その感覚に身を委ねつつも、俯瞰するようにしています。

人は知らず知らずのうちに
今までの経験や習慣から、
無意識に自動反応で行動してしまいがちなので
それはきちんと見極めないといけないなとも感じているから。

やはり今の人生を少し見直したいと思うなら、
自分の行動と習慣、感情を見ておく必要があるんだなと思いますハート

そしてタイにいる時の経験から、
私に夜の新たな習慣ができました。
それは「お風呂+水浴び」!

この前のブログに内容は書いたけれど、
水浴びすると、体がポカポカしてきて
冷え性は絶対に治ると思う。

ちょっと水は冷たくて嫌だなと思った時は
足だけ水をかけてまたお風呂に入る!を繰り返してみると
やっぱり体の温まり具合が良い感じ。
冷え性の方はぜひ、騙されたと思ってやってみてくださいキラキラ

今日はタイ北部ツアーで最も感銘を受けた、
最終日のことを書いてみようと思うおねがい

ツアー最終日はチェンマイ市内に戻ってきて
バスの中から都市の喧騒を感じ、
車の排気ガスやら土埃やらを見ながら、
今までとは違う近代的な香りを感じつつ、
久々にお湯シャワーを浴びて暖かい夜を過ごした。

そして翌朝、
結構な大雨が降っていた。
でも、そのおかげで
昨日の空気の悪さが全部吹っ飛んで、
外に出たら空気がとてもクリアになっていて清々しい朝だった。
目的地に着いた時にはすっかり雨は上がっていた。
やっぱり我々は運がいい!

チェンマイ市内から車で30分ちょっと。
アカアマ・リビング・ファクトリーへに行った。

ここにはアカアマコーヒーの焙煎所があって、
カフェも併設されている。

アカアマコーヒーは、
タイ北部、ミャンマーの国境に近い山岳地帯で栽培されている。
少数民族・アカ族の人たちの村。
手積みで栽培する、完全無農薬、フェアトレードのコーヒーショップ。
アカアマコーヒーって
日本にも2店舗出店しているのね。

着いて1階にあるカフェを見て、見惚れてしまった。
建物のセンスを見ただけで心惹かれ、長居したくなるような素敵スペース。
おしゃれすぎる!
カッコよいし洗練されている!

ここには各村からのコーヒー豆が集められていて、
大型焙煎機で焙煎され、出荷される。

2階のコミュニティスペースのような空間で
代表の方からお話を聞く。
代表は若きリーダー、確か39歳だったと思う照れ

こんな話を聞かせてもらった。

アカアマコーヒーは
コミュニティベースで村人たちとコミュニケーションをとり、
集めたデータを元に起業をしたとのことだった。

そして村人たちも皆プロジェクトの一員。
年配者と若者世代とを融合をさせながら、
伝統を生かし世界とどう結びつけるか、
世界が求めているものと繋げていく、、、

「対話」「コミュニケーション」を
最大限重視
してるんだなと感じた。
今、最も必要なものはその分野なんだろうなと思う。
問題が起きる原因のほとんどは、コミュニケーション不足だから。

ビジネスと社会変革、社会へインパクトを与えることとの
バランスが大事
だということを強調していたのが印象的だった。
伝統的な自給農業を再生させながらビジネスとしても成功していく。

そのために必要なことは「美しさ」だと言っていた。
美しさとは「価値」であり、
それは「幸せを生み出すエネルギーを持っているかどうか」

というお話を聞いた時、
このファクトリーの入口に立った時の感覚を思い出していた。

そこに「美しさ」を感じているとき、
内側にとても満たされた幸せなエネルギーが存在する。

仕事に対して「愛」があるから、
そこには「美」も「調和」も必然的に生まれる
んだと思う。

彼の話から学ぶべきことはとても多く、聞き入ってしまった。
素敵な若きリーダーだったハート

そしてこの日は最後にみんなで感想のシェアタイムがあった。

5日間という結構短い期間なのに、
1日1日がかなり濃厚な内容だったから、
みんなそれぞれのシェアが心の奥に響いてきて、
私自身、胸から込み上げるものがあった。

自分の番になったら、
今まで感じてきたこととみんなの心からのシェアに加えて、
自分の人生を取り戻したきっかけのことを思い出し、
感情が溢れ出てきてしまって涙が止まらなくて、
話したかったことを全部うまく喋れなかった。

でも私自身、目の前にたくさんの人がいるときに、
ここまで感情が出てきたことはこれまでになかったことなので、
今回ご一緒いただいたみんなの
優しさと愛の深さとオープンさがあってこそだなと感じた。
ありがとうハート

ということで、ちょっとだけ私の話を書いておきたい。

私は人のエネルギーを感じすぎてしまうことで
この地球で生きていることがなぜかとても辛く、
だから子供の頃から高校3年生くらいまでずっと願っていたことは
「地球滅亡」だった。

この世界が一瞬でなくなれば
誰も悲しみを感じることもなく、
私も平穏にいられるのに、、、
そう思いながら、
自分の中のとっても狭い世界で閉じこもって生きていた。
きっと地球がなくなれば、
魂の世界に帰れるということは知っていたんだと思う。

それが大学1年生が終わった春休み、
私の願いは徐々に「世界平和」に変わっていった。

そのきっかけは、
友人がタイへの一人旅から帰ってきて
見せてもらった写真に衝撃を受けたから。

彼女の周りにはタイの山岳民族である首長族が何人もいて、
彼女も含めてみんな幸せそうな笑顔で映っていた。

私の生きていた世界には、
「女の子がタイの奥地に一人で行って、
 海外の先住民たちとこんなに楽しそうに笑っている」
という世界が一ミリも存在していなかった。

そんなことが可能なのか???
そんな楽しい世界もここには存在するのか???

だから、私はそれをきっかけに
彼女と同じくバックパッカーになり、海外を放浪し始めた。

すると、
海外にいる時の自分は日本にいる時と違って、
とてもオープンで軽やかだということに気付き、
本来の自分に出会い直した始まりとなった。

そして少しずつ私の魂の回収が始まった。

この旅は
カレン族の方々のお家にホームステイさせてもらう日々だった。
そして2日目に滞在した場所では
カレン族の長老の方に、
魂の回収の儀式を受けさせてもらうことまでできた。

そして私が衝撃を受けた写真に写っていた首長族も
カレン族だということを主催の辻信一さんに教えてもらって、
また衝撃を受け、
自分の人生転換のきっかけをもらったカレン族には感謝してもしきれない。
きっと何か深い繋がりがあるんだなと思うし、
これからも何らかの形で関わり続けていきたいと思うおねがい

このツアー、
実はすでに定員になってしまっていたのに、
若干名増員していただいて参加できたのだ!
きっとそこに行くことが必然だったんだなぁと思う。
ここにはまた行きたいラブ

日々出来事が多くて
ブログが追いついていないけれど、
また色々とご報告していきます。

来月は滋賀県のスペースにて、
イベント満載なので、ぜひお越しくださいませ。
タイの報告会もやりたいんだけれど、
ちょっと体が追いついてない(笑)

Wisdom of the Earthのレベル1講座も開催決定なので、
ピンときた方は是非ハート

スケジュールはこちらに記載していますキラキラ

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