セラピストのつぶやき

エヴァ道 ⑤ 「自己開示と性の罪悪感」

今週は性・セクシャリティに興味を持ったきっかけ、
エヴァセラピスト・インストラクターになるまでの経緯や
私自身の変化などについて「エヴァ道」として書いています。

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昨日のブログに書いたように、
アダム徳永氏が代表を務めるエヴァセラピー協会の講座が始まって
最初に実感した私の変化は
「自己開示による意識改革」だった。

自分のこと、自分の人生のこと、自分の性のこと、
今までの恋愛や夫婦関係のこと、
全部仲間に話すことによって
心が癒され、解放され、ものすごく軽くなってきたということ。

そしてもう一つ大きく変化したのは
「性への罪悪感がなくなった」ということ。

以前のブログに書いたように、
私はずっと昔から人間が怖くて
人前で喋ることができなくて、生きている実感が全くなかった時期が長い。

生きている実感がないというのは死んでいるのとあまり変わらない。
いや、むしろ
実感がないのに生きなきゃいけないから、
体と心と魂が常に分離している感覚があり、自分の意識が自分にない状態。

この状態で生きていると
疎外感、孤独感、劣等感、絶望感が強く育ってくるようになる。

でもそんな私でも
生きている実感を感じられるときがあった。

それは「激しい運動をしている時」
そして「マスターベーションをしている時」

激しい運動をしている時は
必然的に「呼吸」に意識が向く。
息が切れる、息が苦しいということは生きているという実感を伴う。
だから私にとって、
「運動すること」は「生きていること」と同意語のようなもの。

そしてもう一つは、マスターベーション。
(ここに至ったきっかけについては会った人にはお話しします(笑))
自分で自分を気持ちよくする方法を知っていると
「快」を感じることで生きている実感を感じられる。

でもそれは大きな罪悪感を伴うものだった。
やってはいけないこと、
誰にも言ってはいけないこと、
隠れてしなければいけないこと。

そんなことが心にあったままだと、性に対する罪悪感がどんどん強くなって行く。

そして性は元々神聖なものだったはずが、
恥ずかしいもの、軽いものとして歪められて来て
ちゃんとした性教育が受けられなかった時代、
もう罪悪感の塊になってしまうのは仕方なかったのかなとも思います。

でもね、
マスターベーションは「自愛」なんです。自分を愛する行為なんです。
自分自身を愛する行為ができないのに
男性と本当の意味で愛し合い、
心身ともに満足できるセックスをすることはできるでしょうか?

私はアダムさんの講座を通して、
マスターベーションは
素晴らしく尊い自愛の行為だいうことを完全に理解することができました。

このことは入門講座でお伝えしていますので、
ぜひたくさんの人に共有したいことです。

そしてマスターベーションについては、
私が以前「親力プログラム」という自分育て・子育ての講座に
3年ほど通わせていただき、
とても尊敬している金城幸政先生の本
「女性の自尊心がすべてを変える WOMAN’S GIFT」にも同じようなことが書かれています。

とても大事なことなので、こちらで引用させていただきたいと思います。

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女性のひとりエッチって、
自分を愛する行為であり、自分を育てた時間です。

女性ホルモンは「胸腺」が開くことで分泌されますが、
子どもの頃に母親にスキンシップをあまりしてもらえず
寂しい思いをすると、胸腺が閉じてしまいます。

胸が発達しなかった人は、
胸腺が閉じ気味で、女性ホルモンが活性化しなかった人です。
胸腺が閉じると、生命の危機が訪れます。
胸腺と脳の発達は比例してるため、胸腺が閉じることで
脳の快を感じる回路が遮断されてしまうからです。
すると、発育不全、食欲不全、学習障害などの発達障害が起こり、
生きている快感や幸せな感覚を得られなくなってしまうのです。

このような状態に陥ると、
神様は「今、この子に快感を目覚めさせないと危険」と判断し、
早ければ小学校低学年でもエロモードに火がつくようになっています。
これは偶然起こるのではなく、
神様が脳の発達障害を防ぐために気づかせた行為なのです。

だから、世間がなんと言おうと、
ひとりエッチは自分を健常に保ち、命を救った尊い行為だと自覚してください。

しかし、多くの女性が罪悪感を持って行っているのが現状です。
ひとりエッチに対していやらしい思いを抱くと、
女性の尊厳を傷つけることになります。

ひとりエッチは自分とのセックスです。
セックスをする相手がいても女性がひとりエッチをやめられないのは、
男性との質の悪いセックスでは得られない快感があるから。
つまり、その快感が自分の命を育てているのです。

もっというと、
女性のひとりエッチは、自分を愛する行為、自愛です。
だから、大切に丁寧に行ってあげてほしいのです。
ひとりエッチが自分を救って来た尊い行為だとわかると、
性のイメージが愛そのものに変わるはずです。

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この本を読んだ時、
自分のことをもう一度振り返りました。
幼い頃の記憶なんて、もうかなり曖昧なのではっきりとは覚えていません。

私は親からのスキンシップが少なかったとは思わないけれど、
どちらかというと
小学校入ってからの人への恐怖心から
世の中に対して胸腺が完全に閉じていたのかなと思います。

性に対する罪悪感、それはとても根深いものだと感じます。
でもその罪悪感を取り除いてこそ、さらに素晴らしい陰陽和合の世界に行けるんだと思うのです。

そして私がこの講座を通して変化したこと、
3つ目は「夫婦間のコミュニケーション」について。

それについてはまた来週にでも書こうと思います。

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もっと自分の性のことを話したい、恋愛や夫婦関係のことを話したい!
そんな風に思われる方は
ぜひ、セルフメイクラブ講座(入門講座)へご参加ください。

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