これから「農」についての学びを始めるにあたって
「土」の勉強を始めているのですが、
その中でも「微生物」への興味がムクムクと湧いていて
そっち系の分厚い本ばかり読み始めています。
そして
現代の病気を作り出している原因の一つは
異様なまでの除菌・殺菌・消毒だということは
間違いないなと確信しています。
昨年からは特に
どこへ行っても消毒、殺菌の嵐。
こんなことしていたら、人間はどんどん弱くなっていって
ますます病気が増える。
マスクして手を消毒していれば
大丈夫だと思っている人が多いんだろうし、
それをすれば世間は許してくれると思っている人が多いのかな。
もしくは
それをしないと危ないと思っている人もまだいるのだろうか。。。
私は大学生の頃から
バックパッカーで海外を放浪してきましたが、
発展途上の国々は衛生面が整っていないので
私はその時代にたくさんの菌を頂戴してきた気がします。
だから体が丈夫なのかなぁ?
屋台の食事は手で食べるし、
ガンジス川で沐浴もしたし、
たくさんの菌を持って生きているからこそ
自分に必要のない悪い菌を排除する力もあるんだと思っています。
除菌すればするほど、
悪い菌から守ってくれる常在菌がいなくなっちゃうからね。
そして20世紀半ば以降、急増している病。
アレルギー、アトピー、
自己免疫疾患
心の病気(自閉症、うつ病)
胃腸疾患(過敏性腸症候群、消化器障害)
これらの病気は、全部「腸」に関係しています。
正確にいうと、「腸内細菌」に関係しています。
チネイザンでもお伝えしていますが、
腸を整えることは菌を整えることでもあり、
それは普段どの程度の菌に触れているかにも関係しています。
これだけ菌を遠ざける毎日を送っていたら、
今後現代病はますます増えるかもしれません。
すべての病気は「腸」から始まる
紀元前の昔のお医者様、
古代ギリシャのヒポクラテスが残した言葉です。
昔からそんなことは分かっていたんですね。
腸を見てみると、脳と良く似ていることが分かります。
腸は「第二の脳」だとよく言われていますが、
「第一の脳」かもしれません。
脳が死んでも人間は生きられますが、
腸が死ぬと人間は生きられません。
自分自身の腸のこと、
もう少し考えてみる必要があるんだと思います。
つまり
普段の生活について再考する必要があるかもしれません。
毎日どんなものを体に取り込んでいるのか、
毎日どんな思考で生きているのか、
毎日どんな情報を取り入れているのか、
それによって人間は作られています。
思考を形成し、それが行動を決め、
人間関係、生活環境も含め、
自分の周りの全ての現実世界を作っているんだと思います。
自分の中に取り込んでいるもの全てが
自分自身の世界を作ってるんだということ、
振り返ってみるといいかもしれません。
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