昨日の夕方、お外に買い物に行ったら、
気温がグッと下がって半袖が寒く感じました。
過ごしやすい季節到来、
私の好きな読書の秋でもあります。
昨日のブログに「千島学説」のことを書きましたが、
そのことについて書かれていた感銘を受けた本は
こちらです。
「ニンジンから宇宙へ」よみがえる母なる大地
単行本 – 1996/10/1
赤峰 勝人 (著)
大分のお百姓さんで、
農薬と化学肥料を一切使わず、
畑の嫌われ者、雑草・菌・害虫を
「神草・神菌・神虫」と呼んで
「すべての命はつながっている」という循環農法を
提唱している方です。
近くに住んでいる友人がこの本を教えてくれて
すぐに購入してすぐに読み終えました。
そして感動!!!
農業のことだけでなく、
生と死について、
人生について、
循環について、
いろんなことに気づかされた本でした。
赤峰さんが畑に出ているときに大きな気づきを得たときの言葉、
心に刻んでおきたいなと思ったので、
こちらに少し引用させていただこうと思います。
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大地に蒔いた種子は芽を出し、
土と水と光に育てられ、葉を付け、実になる。
緑は緑素を作り、茎や根や果実や葉は、人間を含む動物の食べ物となり、
肉体を作り、命を繋いでくれる。
人や動物の食べたものはやがて堆肥となり、発酵させ、
微生物に食べさせて、再び土に返ってくる。
植物の体内を通過した水は、葉から蒸散作用により空中へ出て、
冷やされて雨となり、その雨は作物の命を育てる。
人間も植物も虫も水も光も、宇宙のすべてがつながり、
すべてが循環しているのだ。
地球の命も、地球上に住む微生物や昆虫、蛇、蛙、鳥や動物、人間、
みんな植物の命を食べて初めて命が誕生するのだ。
その命を育てる「土」ほど素晴らしいものはないのだ。
土からできた草木を動物が食べ、その食べ物を消化してくれるのは、
体内に住む微生物(腸内細菌)が作りだす分解酵素であり、
食べ物の中からエネルギー取った残りのカスは、
自然界に住むハエやウジ虫、微生物たちによって
完全にエネルギーを使い果たし、有機から無機に変わって初めて
水と合体して再び植物の体内に入り、循環する。
気がついてみると、自分のものなど、何ひとつないのだ。
彼らも私たち人間も、命のサイクルにおいては全く同じなのだ。
何ひとつ特別なものも秀でたものもなく、同じ重さで
この宇宙という循環の輪の中に仕組まれて生きているのだ。
これが、地球や人間も含めたすべての生き物を生かしてくれる、
大宇宙の法則だったのだ。
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友人が詳しいYoutubeを教えてくれたので、
ちょっと古い画像ですが(笑)、
本の内容がよく分かりますのでご参考にどうぞ!
不自然な農業が一般化し、
不自然な食べ物が普及し、
そして環境が破壊され、人間は病気になる。
であれば、
自然のままの農業をし、
自然のままの食べ物を食べることで、
地球環境、特に「土」が蘇り、人間も元気になる。
そして昨日のさとうみつろうさんのブログを読んでたら、
俄然やる気が出てきた!
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ロシアには「ダーチャ」という制度があります。
モスクワなど都市に住む市民に、
国が郊外の土地を与え、
週末にはそこで畑をして、リフレッシュして、
また、自分の手でその土地に「セルフビルド」で別荘も建てる。
ロシアはその取り組みが行き渡っているので、
国民1人1人が「農作物を作れて」
「自分の手で家も造れる」のです。
だから、世界最強の国家なのです。
そして、今この「ダーチャ制度」を取り入れるのに、
一番適している国が間違いなく日本です。
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これをやったら、
日本の環境だけでなく、人間もみんな元気になる!
私も現在は、
古民家再生&畑活をするための活動に1番力を入れているので、
納得できる。
みつろうさんのセカイムラにも入っているので、
未来の明るい光がたくさん見えるようになってきました。
もし、
今の人生で何かに焦っている方、
何か足りないもの、不足感に苛まれている方、
他人軸になっている感じがする方、
土がきっと、解決してくれると思います。、
土いじりが好きでなくても、
その場にいるだけで感じるものがあると思います。
日本の土地を
日本人で管理して
みんなが肉体的にも精神的にも住みやすい日本にしていきませんか?