先週は長く関西に滞在していたのですが、
帰りにちょっとだけ石川県に立ち寄ってきました。
和ハーブ協会が主催のイベントで
能登の和ハーブに触れる旅&
クロモジ植樹体験・精油の蒸留見学してきました。
当たり前なのですが、自然の森の中には
和ハーブがたくさん生えています。
1つ1つの特徴や名前を確認しながら
採取するのは結構面白い!
私は8年前に
和ハーブ協会のイベントに参加したことがあるのですが、
その時は伊吹山で薬草に触れる旅だったのですが、
薬草をお酒に入れて飲むと味が変わり
悪酔いもせず美味しくいただけたことに感動しました。
今回も採取した和ハーブたちは
能登日本酒とワインに入れられて
2時間以上は漬け置いて飲むことになりました。
見た目がとてもきれい。
今回入れたのは、クロモジ、タムシバ、コブシの実、ガマズミの実。
こんな風にしてお酒が飲めるのも面白いよね。
私は今はお酒はほとんど飲まないので舐める程度だったけれど、
いろんな和ハーブを入れて飲むのは楽しい!
そして私は初めて知ったのだけれど、
養命酒にはクロモジが40%入っているということ!!!
正式にはウショウと呼ばれる生薬の状態で入っているんだけれど、
今回は養命酒製造の方々もご一緒でした。
お土産にクロモジエキスが入ったのど飴もらった。
昔、養命酒はクロモジの乱獲で評判が悪かったらしいけれど、
今は植樹をしながら収穫するという方向で進めているとのこと。
自然に生えている植物を人間の都合で大量に伐採することは
人間のエゴにすぎない。
やはり生み出したいなら、まず育てなきゃいけない。
ということで、
私たちは今回クロモジの植樹のお手伝いをしてきました。
クロモジの苗はこんな感じ。
枝が細くて見にくいけど、これが中木くらいに育ちます。
私自身も
将来的には精油の蒸留をしたいと思っているけれど、
まず自分の周辺に生えているものを少しいただく、
または自分で育ててみて
そこからまた少しいただく、
そういったプロセスを経て
生み出していきたいと思う。
まずはあるものに目を向ける、
そしてそこから何を生み出せるか、
さらに必要なものは育てて
そこからさらに生み出せるものに目を向ける。
順序を見誤らないようにしたいところです!