セラピストのつぶやき

自己顕示欲

太陽が恋しくなる雨降りの朝。
でもそのしとしと降る雨の音にとても癒される。

人の意識もそんな風に毎日のように移り変わるからこそ、
風情があり、味わいがあり、
揺らぎの中の成長や進化もあり、
何かと深く考えさせられる時間を与えてくれるのかな。

昨日お友達にこんなカレンダーをいただきました。
それは小林煌さんの素敵な木版画のもの。

この方の絵を見ると
心がぎゅーっとなって
温かいものに包まれるような
何か深く考えさせられるような時間になる。
大自然と人や動物が密接に繋がっているこの方の絵がとても好きです。

この方の絵は昔横浜にあるUmiのいえに通っていた時に知って、
ある1枚のポストカード大のステッカーを
いつもダイアリーに挟んでいます。

ひらがなにしてあると
とても柔らかい印象になるこの文は
憲法第9条。

国際平和を謳っている条文。

もちろん世界平和を考えることはとても大事。
でも世界的な平和を考えると同時に、
私たちは今の日常生活の中で
それだけ平和を体現できているか、認識しなければならないと思う。

身近な生活の中で平和を体現できていないなら、
大きなスケールでの世界平和を願っても
その二つがリンクすることはない。

今回いただいたカレンダーの中に何度も出てきた作家さんのお名前があった。

辻麻里子さん。

なぜか今週はこの方のお名前を何度か目にした気がする。
読み直しなさいというメッセージかな。

この方の著書はシリーズものはほぼ持っているけれど、
その中で「宇宙時計」という本がある。
図形が宇宙創造の物語を語るというもので
それを見ていくだけで意識が変容しますよ的なことが書いてある。

私はこの本は1ページから順番に読むのではなく、
パッと開いてみたページが今自分へのメッセージかなと思って
たまに開いている。

今朝、開いたページ。
昨日私が感じていたことをそのまま諭してくれるような内容だった。

この雨の音を聞きながら
深く染み込ませたい。

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図形23 集合意識を超える

人類の集合意識を超え、
宇宙意識の元へと旅立つ時。
扉の前に自己顕示欲などの誘惑が存在しています。
銀河レベルの大人になるためには
執着を手放して、軽やかになりましょう。

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自己顕示欲とは、
自分以外の周りの人間から認められたいという欲求のこと。
自己顕示とは、
自分自身を目立たせるという意味。

つまり、
自分自身を目立たせることで
周りの人から注目されたり、褒められたりしたいということ。
いわゆる承認欲求は、この自己顕示欲の中のひとつ。

アメリカ人心理学者のマズローによる人間の基本的欲求、

「生理的欲求」
「安全の欲求」
「所属と愛の欲求」
「承認欲求」
「自己実現の欲求」

の中でいう4番目にある欲求。

この欲求、まだまだ私の中にもあるなと思ったばかり。
認められたいという欲求の中の一番大元にあるのは
「私、ここにいるよ!気づいて!」っていう
自分の存在を認めてほしいという根本的な欲求。
そんな子供っぽい自分がまだまだ存在していることを認識した。

誰もわかってくれない
誰かにわかってほしい

私という存在なんていない方がいい
私という存在を認識してほしい

子供の頃、この相対する感情が常に同時に存在していたはずなのに、
前者のナイナイの方にばかりフォーカスしてしまい、
「地球滅亡」ばかり望んでいた時代を思い出した。

「世界平和」とは真逆の言葉。

自分の内側に地球滅亡の意識を取り込むと
地球なんて滅亡してしまえと思うような出来事が起こる。
自分の生活に世界平和の認識がたくさんできるようになると
世界が平和に導かれているような出来事を認識するようになる。

内側の意識がどれだけ大事なのか、
改めて考えなさい!と天から言われた気がした。

私ももうそろそろ
集合意識を超えていきたいと思う。
来年1年かけて、しつこい執着を手放してもっと軽やかになりたいおねがい

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