セラピストのつぶやき

醤油作りしてきた②

昨日は新月の影響なのか、
異様に眠くて眠くて、常に意識が朦朧としていて
電車も寝過ごしそうだったし、
ボケーっとした1日でした爆  笑

さて、昨日の続き。

お醤油作りの2日目。
初日から2日目にかけては麹が育っていく間の温度管理が大事。
と言っても、
主催の方が夜間もほとんど寝ずに見てくれていて
かなりの負担をかけちゃったけれど、
醤油作りは最初の2日間の温度管理が命なのです。

麹菌はある一定の温度以上になると死んでしまうし、
高めの温度だと納豆菌に変化してしまう可能性があるし、
温度が下がりすぎても酵素が作られないし。。。

だから、
室の温度と湿度、
麹蓋(材料を入れた木箱)の温度を数時間おきにチェックして
それによって
室温や湿度を変えたり、
麹蓋を外に出したり入れたりする、
人間による手入れが必要になります。

手入れは大変だけれど、
手をかけただけ愛着が湧く。

途中、数回は外に出して
手でかき混ぜていきます。

この時も麹に手を入れると、とても温かくて体が緩む!
いい香りに包まれて心地よい。
最高。

温度管理は数時間おきに見るくらいで
ずっとやっているわけではないので、
この2日目は主に、
醤油の手絞りをするときに使用する手搾り袋の作成をしました。

鮮やかな色の木綿糸の中から
好きな色を選んで、
晒しにひたすら、なみ縫いをしていきます。

この搾り袋も醤油作りと同様、
昔ながらのこの本「醤油醸造法」を紐解いて
作り方を作成されたとのこと!
さすがです!

簡単なように見えて結構難易度が高くて、
裁縫が苦手な私としては、終わった後はぐったり(笑)

でもやはり手作りすることで
この搾り袋にも最高に愛着が湧いて
本当に可愛い子が出来上がりました!

最後に、柿渋で手染めして完成!

1年後の絞りの時までに
あと数回染め直してもう少し硬くし、
粗い目を細かくしていきます。

こんなことまで手作りするんだ!と驚きと共に、
みんなでチクチク塗っている時間は、
瞑想しているような時間でもあり、
ゆっくりとして心地よく、
久々に何も考えずに創作活動に没頭した素敵な時間でした。

市販のものを買うのは簡単。
それはこの搾り袋もそうだし、
商品としてもお醤油もそう。

でも商品になるまでの工程を1から知ることで
この世の全てのものに自然と感謝の気持ちが湧いてくる。

どれだけの地球資源が使われてきたのか、
どれだけの人の手が関わってきたのか、

そのプロセスを知っているのと知らないのでは
感謝の度合いが全然変わってくる。

野菜も育ててみて初めて、
今目の前で野菜を食べられることへの感謝が倍増する。

きっとお肉もお魚も同じ。
採ってみて初めて、
命あるものを人間が食することへの感謝が倍増するはず。

ということで、
お醤油作りに関しては明日まで書こうと思いますが、
今日はこれから狩猟免許試験を受けに行ってきます!

いつか私も
狩猟鳥獣を仕留めることになるのだろうか?!

まずは試験。。。
試験勉強する時間があまりなくて、落ちたら恥ずかしいけれど、
この分野の勉強をしたことで
新しい世界を見ることができてまずは大満足!

では行ってきますキラキラ

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