セラピストのつぶやき

一般人が入ってはいけない島

今日で1月が終わりか。
ここずっと寝不足であることに今朝気づき、
今夜からは遅くても23時にはベッドに入ろうと決めた!

運動も大事だけれど、
睡眠はもっと大事だものねおねがい

今度沖縄に行くにあたり、
色々プランをしているんだけどね。

神の島と呼ばれているのは
沖縄の久高島だけかと思っていたら、

福岡県の玄界灘の真ん中にある沖ノ島は
「神宿る島」と呼ばれていることを知った。

先日、藤原新也さんの展示会に行ってきた。

ギリギリ最終日。
時間もギリギリだったけれど、行って良かった。

藤原さんがたくさんの国々を旅した写真がたくさんある中で、
目が離せない写真があった。
それが、日本の沖ノ島の写真。

「神宿る島」と呼ばれる沖ノ島は世界遺産ではあるけれど、
一般の人の立ち入りは禁止されている。

手前にある小屋島・御門柱・天狗岩は鳥居に見立てられていて、
その先は神域とされてきた。
神職が交代で滞在しているらしい。
つまり、手付かずの自然がある場所でもある。

手付かずの自然。
その言葉に私の心は奪われる。。。

環境問題に興味を持ち始めた小学生時代。
興味があったというより、
人間のやることで自然が破壊されていく姿に
心が潰されそうだった。

人間がいるから自然が破壊されるのなら、
人間なんて私も含めてみんな滅亡すればいいのにと思っていたあの頃。
でも究極はそうなんだと思う。

藤原新也さんは特別に許可をもらって、
この風景を後世に伝えるために30分入島許可をもらって
写真を撮らせてもらったと書いてあった。

そこにはエネルギーが満ち満ちていて
とても美しい写真がたくさんあった。

昆虫や動物たちも何かが違う感じがした。
昔は森の中って
どこもこんな感じだったのかな。

そこに添えられていた言葉の一部。

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その人跡未踏の森は
優れた庭師が作庭したかのごとく
美と秩序に満ちていた。
木々、
ツタ、
下草、
岩、
苔、
土、
空、
あたかもそれぞれが
話し合っているかのごとく
調和し、共生している。
・・・・この世に人間が居なければ
こんなに美しい自然が保持されるのだな
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本物の自然を目の当たりにすると
こんな風に思うのか。

そして、これは展示会の最後の写真に添えられていたメッセージ。
心にズシンときたので、
こちらもここに引用させてもらおうと思う。

こんなちっぽけな私にもできることがあれば、
少しでもやっていきたいと思う。

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祈り

人の世は変っても自然は泰然自若として変らないというのは嘘である。
人間の所業は自らの生活ばかりか自然にまで及んでいる。
頭上の月を眺めながら変わらぬものは地球外の天体かと一息つくも、
頭上の月でさえ、着々と人類の足跡が刻まれようとしている。
この自己拡張と欲望の果てに何が待っているのか、
その回答用紙に既に答えが書かれている今、
いま一度沖ノ島の禁足の森の想念を心に刻みたい。

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いつか、
人間がいるから地球は滅亡したんだ!とは言われたくない。
人間として地球に生まれた良かった!と思えるような
そんな瞬間瞬間に出会っていきたい。

その瞬間瞬間は自分自身で創っていくことしかできない。
内側から出てくる自分だけの情熱やパワーを外に出して
もっとこの瞬間を熱くクリエイトしていこうハート

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