セラピストのつぶやき

呼吸と向き合う

毎朝、瞑想のクラスに参加していて
今日で17日目になります。
朝6時〜活動する習慣が身につきそうだし、
毎朝がとても気持ちがいいです。

2階のお部屋で
昇ってくる朝日を見ながら
思考を停止した状態で体を動かしていると
自分という存在が
小さなものにも大きなものにも感じるような
自分がいなくなっているような
とても不思議な時間を過ごしています。

そして激しい動的な瞑想をした後、
静かなサイレンスの時間に入ると、
必ず「呼吸」に目を向けることになります。

呼吸。

私たちを生かしてくれているものであると同時に、
私たちが意識の力を使ってコントロールできるものでもある。

私自身、呼吸に目を向けざるを得なくなったのは
2012年に発症したパニック障害。

パニック発作が起きると、
もうこのまま死んでしまうのではないか、
自分が変になってしまうのではないか、という
異様な予期不安に支配され、
過呼吸になって息ができなくなって
ほんの数分だけれど苦しみ続ける。
そしてそれが繰り返し起こる。

パニックになっている時、
私にとって呼吸はコントロールできないものになっていた。
死の恐怖というよりは
呼吸ができない苦しさに対する恐怖は
今でも苦手な状況にいる時に動悸を伴って襲ってくる
嫌な感覚。

だから私にとって
呼吸と向き合うことはこの頃から最重要事項になっていた。

動的にヨガやダンスをしたり、
静的に瞑想をしたり、
その両方が私の呼吸とうまく付き合う術を教えてくれている。
どちらかだけではうまくいかない。

「静と動のバランスが大事」
どんなこともバランスが大事なのは間違いない。

ここずっと読み進めていた本がある。
呼吸道を伝えている清水友邦さんの2冊の本。

 

なかなか難しい本ではあったけれど、
ここに書いてあることはこの宇宙の真実なんだろうなと感じる。

この「よみがえる女神」の本の中で
最後の方に「男性性と女性性について」
詳しく書かれている箇所があり、
ここでいう「男性性と女性性のバランス」が
これからは本当に大事なんだろうなと
感慨深いものがありました。

一部、こちらに引用させていただきたいと思います。

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男性性をあらわす「サヌキ」の「サ」は
「差」で物事に差異を設け、
「ヌキ」は「抜き」または「貫き」で
「サヌキ」性は能動的に外側に向かって成功を求め
自己中心的に突き進み貫こうとします。

女性性の「アワ」の「ア」はものの始源で、
あらゆるものに変遷していく受容性をあらわします。
アワスは一つに和合することで。
「ワ」は調和の「和」であり循環する「輪」でもあります。

男性性は感情で相手と一体化せず、冷静な判断ができます。
男性性は捨てるものと必要なものを区別して
捨てるものは捨てることができます。

女性性が成熟している人は
感情を素直に自由にあるがままに外に出すことができます。
硬直した男性は素直に感情を表現できません。

女性性は子供を無条件で受け入れる母親の愛、
あるがままにすべてを抱きしめてくれる優しさ、
全て大丈夫だと思わせてくれる深い安らぎがあります。

しかし男性性が成熟していないと、
依存してベタベタと際限なく甘えてしまいます。
男性性と女性性のバランスが取れると、
物事を多面的に見ることができます。

思考の囚われに気がつくと、
あらゆる命が一つにつながっている一体感があるので、
意見が異なった相手でも一歩的に非難することはありません。
この世界が関係性の織物でできていることを知っています。
物事をあるがままに受容できるので相手に対する寛容さがあります。

男性性と女性性は相補的であり対等なのです。
男性性と女性性のバランスが取れた時に、健全な関係が生まれます。

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この世は二元性の世界、
どちらかだけでは不完全。
どちらも必要、どちらも大事。
そして何よりも自分にとってのバランスが大事。

来週はずっと気になっていた、
清水友邦さんの呼吸道リトリートに参加してきます。
そして場所は、ずっと行きたかった久高島。

呼吸のことだけに注力する3日間。。。
特に激しい呼吸をすることで
きっと私の中に溜まっている感情がたくさん出てくるのは
なんとなく想像できるので
かなり恐怖でもあり、チャレンジでもある。

でもこの3月は私にとって
最高の変容月間だとインスピレーションを受け取っているので
何事も臆せず、
ハートオープンで今日から沖縄に行ってきますおねがい

1週間ほど辻堂を離れておりますので、
精油の発送は3月25日〜になりますこと、ご了承ください。

できる限り、こちらにも体験を書いていきたいと思います。
では素敵な週末をお迎えくださいハート

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