セラピストのつぶやき

ストイックさを極める

今日は今年最後の新月ですねー!

世の中はクリスマスムードなのか、
たまにイルミネーションを見かけますが、
私の中ではクリスマスどころかお正月も通し越して
今年はすでに終わっていて
もう次行こうぜ!っていう気分です(笑)

2024年の春の始まりくらいにいる感じがあります。
ちょっと先走りすぎ?!笑い泣き


(近くのテラスモールを通ると一応クリスマスを一瞬感じます照れ

さて、今こんな映画やっています。

「春の画 SHUNGA」

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(ホームページより引用)

江戸時代に隆盛を極め、明治時代に禁じられた
「春画」の美の世界に迫るドキュメンタリー。

葛飾北斎、喜多川歌麿ら名だたる浮世絵師たちが情熱を注いだことで知られる春画。
絵師・彫師・摺師の才能と高度な技術によって数多くの名作が生み出されたが、
明治時代になると「猥褻画」として警察の取り締まり対象となり、
日本文化から姿を消した。
そして近年になってようやく、
出版物や展覧会を通してアートとしての再評価の機運が高まっている。

ディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を手がけてきた平田潤子監督が、
北海道から九州、海外にまで足を運んで
美術コレクターや浮世絵研究家、美術史家、彫師、画家に取材。
バラエティ豊かな傑作の数々を美しい映像で映し出し、
エロティシズムだけにとどまらない、
多彩な表現内容や技巧、創造性に富んだ春画の魅力に迫る。

(2023年製作/121分/R18+/日本)
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私が初めて春画をじっくり見たのは
2015年に行われた春画展に行った時。

あまりに直接的で
かなりエロティックな描写に目が離せなかった!
1つ1つめっちゃ細かいところまで見た気がする(笑)

もちろん無修正なので、
性器そのものがグロテスクなくらい精妙に描かれている。
そして男性器も女性器も
通常よりもとても大きく描かれている。

でもそこに生の美しさと性の喜びがとても感じられて
すごく清々しい気持ちになったのを覚えている。

そして今回の映画をみて
一番感動したのは、絵画としての芸術について。

ものすごく細かい描写を彫り師が精巧に掘り出したものを
刷り師が色を重ねるために何度も何度も刷って
超精妙な絵画が生まれる。

現代技術では
ここまでの精巧さは出せないと言っていた。

そしてこの性描写にここまでストイックに生み出す江戸の人たちに
夢の中でいいから私は一度会ってみたい。

ストイックな人が私は好き。
私自身も密かにストイックだと思う。

自分がこれ!と思ったことに対して
周りが見えないくらいに突き進んでしまう。
周りに何を言われようが、
どう思われようが、
どんな制限や条件があろうが、関係ない。
そういうもの、もしくは分野に出会ったときの高揚感は半端ない。

私は今体作りに没頭している。

今までどれだけ体の使い方を間違ってきたのか、
すでに気付いている。
筋肉のつき方が歪だったり、姿勢が治らなかったりしたのは、
本当の意味での体の作り方を知らなかったからだ。
そりゃー、疲れやすくなるし、踊りも上手くなりにくい訳だ。
だから、毎朝(!)1時間の体作りタイムが有難い。

でもね、
ストイックになるということはそこに必ず「喜び」が存在している。
「喜び」がなければ、ストイックにはなれない。
何事もそこに喜びがあるから、継続することができる。

もちろん、何かを達成するためには
辛いこと、苦しいこと、痛いこと(!)などなど、いろいろある。

体作り(ストレッチ)をやっていても
体の節々が痛いし、筋肉がいつも悲鳴を上げている。
でもなぜ、やっているのかというと、
その苦しさや辛さの奥に「喜び」があるから。

単なる「M体質」なのか?!と思ったこともあるけれど、
そうではない。

私は私の真の願望を達成したい。
私は私の真の表現を世界に発露させたい。

この世を去る時までに、
そこに行き着くことが私の欲求だから。
だからそこには「喜び」が必ず存在している。

頑張らなくていい、という言葉が一時期流行ったけれど、
私は自分がこれ!と思ったことに関しては懸命に頑張る。
なぜなら、
私の真の願望を達成することが私の人生だから。

でね、話を元に戻すと(笑)

春画を見ていると、気づくことがある。

性の喜びが感じられるということ。
性行為を楽しんでいるということ。

江戸時代の人々は
性に対してとてもおおらかだったのは有名だけれど、
現代人はどうだろう?
性に対して
ポジティブに考えることができているだろうか?

映画館の隣で春画展をやっていたので
そこにも行ってみた。

そこでは
絵の説明をしてくれている係のおじさんがいたんだけれど、
とても楽しそうだった!

性のことを
老若男女皆で笑いながら楽しく話することができるなんて
最高だと私は思う。

それができるようになったら、
きっと日本は安泰だ星

ということで、興味あったらぜひみてみて爆  笑

自分の中で性に対してどんな思いを持っているのか、
どんな思い込みを持っているのか、
そして自分の中にある性に対する制限や葛藤が浮かび出てくるかもよ?

私は性に対してもずっとストイックに探究し続けている人間の一人なので、
そこに「喜び」「ユーモア」を感じられる人たちをたくさん増やすためにも
ぜひ性のことを語り合いたいなーという欲求もあります。

いつか、
なんでもかんでも報告しあって、
いろんなこと(性のこと含めて)語り合えて
安心できる場作りをしたいなーとここに呟いておきますハート

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