先週末から関西に来ています。
10/9-10は、
彦根市指定文化財である、
「足軽組屋敷」の一般公開日で、
初めてその様子を見てきました。

足軽とは、
足軽く疾走する歩卒の意味で、
戦国時代の戦の主力。

そして、この辺りは、
400年前に彦根城の築城と同時に
建設された城下町。

彦根城下の足軽組屋敷は、
城下を取り囲むように屋敷を連ね、
彦根城と城下町を守る役目を担っていたようです。

私の父の実家もその１軒なので、
古いままの形で残っています。

今回は地元の方々が
どのように歴史的建造物を使い、
自治体とやり取りして
この歴史をどのように守っているのか、
いろんな方からお話を聞くことができました。

この土地を愛する人の想い、
古き良き時代の産物を活かしていこうという想い、
そこにある仲間の連携と絆。

足軽屋敷は、
間借りのショップや
ローチョコレートカフェ、
陶芸家さんが運営しているカフェ、
ここの人たちが集まる場、
そんな風に様々に活用されています。

全部の屋敷をご案内してもらったのですが、
それだけの古いものを良い形で残すためには、
地元の人達の連携と尽力がなければ、
成り立たない。

若い方からお年寄りまで、
沢山の人が関わって歴史を守っている現場を見せてもらい、
私自身、とても感動しました。

そして、私自身も今後、
父の実家である足軽組屋敷を活用していきたい。
その為に、何ができるか。
ここに住む方々の想いを聞くことができて、
さらにパワーをもらえた気がしています。

日本の歴史と共に、
古き良きものを継承していく大切さ、
さらにそこに対する想い、
私自身も大事にしていきたいと思いました。

もっと楽しいこと、何ができるだろうか？
もっと喜びを生み出せること、
どんな可能性があるだろうか？

新たに何かを付け足すのではなく、
自分自身にあるものや持っているものの中で、
さらなる可能性を探るということを
私自身はやっていこうと思います