かなり寒くなってきたので
こういう時こそサウナに入りたい。
私は箱根湯本駅近くにある「箱根湯寮」というとても好きな日帰り温泉があって
そこではコロナ前は
サウナ室でロウリュウというサービスを行っていました。
(今は休止しています)
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ロウリュウとは、「ゆっくりと降り注ぐ熱気」。
サウナの本場、フィンランドに伝わる伝統的なサウナ入浴法で、
熱したサウナストーン(香花石)に
アロマ水をかけることで発生し上昇した蒸気が、
ゆっくり降りてくるのを楽しむものです。
80℃以下の中温高湿で肌のピリピリ感や息苦しさが無く、
体の負担が少ないと人気です。
ドイツの「アウフグース」は、
上昇した蒸気をタオルなどで扇ぎ、
香りと心地よい熱風を利用者に送り、一気に発汗を促します。
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アロマの香りがサウナ室に一気に広がって
熱風が体全体を潤す。
香りを堪能しながら汗が吹き出して熱くなったところで
外に出て冷水に入る。
それを繰り返すと、なんとも言えない世界に行けてしまう!
それが以前は好きでよく行っていました。
そしてこの週末、
なんとこのロウリュウを外でやってくれるという素敵な機会に恵まれました
仲間4人で素敵な河川敷にBBQに行ってきたのですが、
そこは通なキャンパーが集まるゆったりとした場所。
広い空間にBBQの準備、
その他に大きなテントが設置され始めた。
これがサウナテント。
そのテントの中に持参してきてくれた薪ストーブを設置し、
周りに石を積んでいきました。
そして薪を割って火をつけると
サウナテントの中はどんどんあったかくなっていって
石も熱くなっていきます。
そして
私が持っていった精油の中で
スプルース(ブルー)の香りを使いたいということで
それでアロマ水を作り
それを焼けた石にかける!
すると、
その蒸気と共に精油の香りが充満し
なんとも言えない至福のとき〜!
体が温まったら
川に行って冷水風呂に浸かり、
またサウナ室で温まったら、
また冷水に浸かり、
さらにサウナ室で温まって、
また冷水に浸かりにいく。
3回!
3回繰り返すとかなり体がぽかぽかしてくる!
「サウナは3回繰り返さないと本当の素晴らしさがわからないよ」と
以前仙酔島に行った時にホテルのオーナーさんに聞いていたので、
またその凄さを認識してきました。
「整う」ってこういうことだね。
体心魂の統一。
体は完全にリラックスした状態になり、
心はそのままで満たされている状態になり、
魂は無限の可能性を感じている状態になっているような、
そんな極上の感覚。
私自身がサロンで掲げている理念でもあり、
目指している状態でもある。
自然の中にどっぷり浸って、
薪を取りに行き、
火を起こして、
川の水を使わせてもらって、
美味しいものをいただく。
これほどの「豊かさ」はないなと思った。
そして
こんな素敵な準備をしてくれる仲間の尊さと
そこで共有できる素晴らしい時間と空間、
そしてそこで話す有意義な人生の話。
きっと未来は明るい。
自分をどれだけいい状態に置くことができるか、
そこにフォーカスする時間を1日にほんの少しでも持った方がいいと思う。
しかもそれは特別な時間の中ではなく、
日常生活で、
毎日のルーティーンの中で、
平凡だと思われる普段の時間の中で。
毎日の生活が全てであり、
その中でどれだけ一つ一つの事象に豊かさを感じられるか。
普段当たり前だと思っていることが
ある日突然、当たり前でなくなるということを
私たちはこの数年で体験してきているはず。
「当たり前」の反対は、「有難い」。
ありがたい、
ありがとう。
日々の生活にありがとう。
今日も生かしていただき、ありがとうございます
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