セラピストのつぶやき

お醤油作りしてみたよ

先週は家で過ごす時間が比較的多い3日間を見つけて
以前参加してきた、
岡本よりたかさんによる「お醤油作りWS」
復習をしてみました!

ワークショップって、
どんなものでも参加するととても楽しいんだけれど、
それを実際に生活の中で自分で実践しないと
すぐに忘れてしまって全く身につかない。

だから、何かしらのWSに参加したら、
復習のために実践することがとても大事だと思います。

結局、そのWSから既に1ヶ月も経ってしまった。
その理由は、
お醤油作りの時はあまり外出ができないということ。
頻繁に温度管理をしなきゃいけないのです。。。

すぐにやるつもりが
予定が入ってしまったりで
なんだかんだ伸び伸びになってしまった!

でも、自然農園で作られた小麦と大豆、
波動の塩と種麹の一式を購入していたので、
すぐに取り掛かることができました。

農園では暖かい室が設置してあったけれど、
自宅にはそんな素晴らしいものはないので、
発泡スチロールのボックスに入れて
全体を電気毛布で包んで行うことにしました。

結果、
それでも十分な温度と湿度を発揮!

小さめの発泡スチロールだったので、
水を入れなくても湿度は保てるし、
保温効果も高いことがよくわかりました。

仕込みに関しては、
まず小麦を炒ってからミキサーで荒く粉砕し、
種麹と混ぜます。
そして茹でた大豆と一緒にして保温しておくだけ。

気をつけなきゃいけないことは多々ありますが、
そこから3日間くらいかけて菌が育っていくのです。

醤油作りで一番大変なのは、
麹が育っているときの温度管理。

高温になりすぎると麹菌が死んでしまうし、
低温だと菌糸が育っていかないので、
夜中もアラームかけて数時間おきにチェックしました。

麹を入れていた木箱が小さかったからか、
湿度が抜けにくく
常に高温になりがちで
眠さも忘れて
焦りながら外に出して冷やしたり、湿気を逃したり。。

色々試行錯誤しながら
何とか最後の工程へ!

ちゃんと菌糸が張っていて、
醤油麹の綺麗なカーキ色になっていたので、
きっと大丈夫(なはず)!

ここからは胞子が宙を飛ぶので、お外での作業。

塩水を作って麹を入れて麹菌にさようならをし、
あとは混ぜ混ぜする。

最後は、
消毒した容器に入れたら、ここから熟成開始!

日向仕込みで1年、日陰仕込みで2年ほど熟成させます。

そうしてやっとのことで、
お醤油になるわけです。

今回、一人でこの作業を全部やったんだけれど、
もうね、麹への愛着が半端ない!

朝から晩まで、麹のことを考え、
今心地よいかどうか、麹を常に見守り、
心地よくなさそうであれば、それに対処する。

あなたの健康のために、
常に気にかけ、見守り、
あなたの笑顔のために
声をかけ愛情をかけていく。
まるで子育てしているかのように。

岡本さんがちょうどFBにこんな投稿をされていた。
(一部抜粋させてもらいました)

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僕は常々、
神がいるとしたらそれは菌であると言い続けている。
人間を生み出したのも菌である。
そして、人間を生かしているのも菌である。
僕らは常に菌を意識していなければ生きては行けない。

植物が成長する時も、
根の周りの菌根菌がミネラルを運んでくるからこそ、
植物は生きていられる。

その植物を体内に取り込んだり、植物が吐き出す酸素を吸収して、
人間は生きているのだから、
土壌の中の菌はとても大切な存在である。

植物が健康に育つのも内生菌のガードによるものだし、
有機物の分解にも菌が働く。

食事を食べた人間は腸内細菌により生かされており、
皮膚に存在する表皮ブドウ球菌にもガードされている。

発酵食品は菌が作り出した酵素による分解であり、
とにかく菌に囲まれて僕らは生きているのである。

菌にとても興味が沸くし、
大切にしなければと強く思う
のは当然のことだろう。

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お醤油を仕込んでからも、
やることがある。

お醤油を仕込んだ瓶の中では、
常に酵素が働いていて
デンプン分解酵素とタンパク質分解酵素のおかげで
どんどん形を変えていく。

そして私たち人間はそれを促進させるために、
毎月のように天地返しをする。
昨日は1回目の天地返しを行い、
次は5日後にまた天地返しをする。

米糀を作りに行った時も
お醤油を作りに行った時も感じたのは、
麹のエネルギーって半端なく高いんだろうなということ。

麹菌は
とても愛が深くて優しくて
でもとても強い存在なんだなと思う。

ほんと、菌は神だなハート

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