このところ、
何もしたくない、
ずっと寝てたい、
気力が湧かない、
そんな人が多いみたいです。
逆に、
ちょっとした会話をしていても
少し棘があったり、
突っかかってくる感じがあったり、
知らないうちに怒りを溜めている人も多いかも。
私自身は、
やらなければならないことが全然できないし、
ふと気づいたら睡魔に襲われて
意識がなくなっていたり、、、
この冬の土用はそういう感じなのかな、
もう少し冬眠しておこうかな、
でもそうもいかない(笑)そんな感じの週明け月曜日
先週は初めての体験をしました。
それは
人が倒れているところを発見したこと。
滋賀の家の駐車場で整備と片付けをしていたら、
一番端っこに停まっていた車の真横に
おじいさんが倒れ込んでいた。
私は飛び上がるくらいびっくりして
声をかけてみたら、
滑って転んでしまって、
でも足が悪いからそのまま立てなくなってしまったとのこと。
どのくらいそこに突っ伏していたんだろう。。。
でも午前中には車がなかったから、数十分くらいだと思うけれど。
私が一人でおじいさんを起こそうとしたけれど、
重くて全然持ち上がらなかったので、
在宅していそうな近所の人に助けを求めたら
ご夫婦で家から出てきてくれた。
そして3人がかりでそのおじいさんを起こして
家の中に連れて行ってあげて
頭も打ってないし、怪我もしていなさそうだったので
なんとか一安心していたんだけれど、
その方が仕切りに行っていた言葉が胸にぐさっと刺さったまま、
なかなか取れない。
「もう年は取りたくない、
年取るのは嫌だ。」
何度も何度も言っていた。
助けてくれたご夫婦も高齢の方々だったので、
「そんなのみんな一緒よ〜」って軽く流していたけれど、
私に心にはまだなんとなく蟠りが残っている。
私の知っている高齢の方、
特に女性は
歳をとっても
逆に枠がどんどん外れていって
人生を謳歌している人が多い印象がある。
男性の高齢者の知り合いがあまりいないのでわからないけれど、
どちらにしても
この違いはなんだろう。
単に、
健康上の問題だけが原因なんだろうか。。。
もちろん、健康第一なのは間違いない。
体が自由に動かないことで
やる気が出なかったり、
いろんなことが億劫になったり、
そもそもエネルギーが低下して
生きる気力が湧かなくなることもあるかもしれない。
でもきっとそこに
「誰かのために」
「何かのために」
それさえあれば、体と心も元気度合いは
かなり違ってくるのではないかと思っている。
生き甲斐。
私自身、
「これをしているとエネルギーが湧いてくる」ということは
常にやっている。
それがなかったら、生きている意味がないとまで思う。
そして私が「何かのために」よりも
大事なんじゃないかなと思っているのか「誰かのために」
女性は「自分のために」が大事だと感じるのに対して、
男性は「誰かのために」がとても大事だと感じることが多い。
この人が喜んでくれて嬉しい、
この人の笑顔を見たい、
もちろん女性にもそういう思いはあるけれど、
男性の方が強いんだろうなと感じる。
私自身もこの土用の間に
自分の「生き甲斐」について
少し見直してみたいと思う。
そこを突き詰めていくと、
きっと自分のミッションだったり、
何かしらの志事だったり、
そういうところに行き着く道が見えてくるんだろう。
「あなたの生き甲斐はなんですか?」
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