セラピストのつぶやき

全体性を学ぶ

低気圧だからか?
なんとなく体のだるさと手の痺れが気になるこの頃。
なぜか左右の目の大きさが毎日変わるし
何かが変化しているのかなと観察しているところです。

先週土曜は、岡本よりたかさんの無肥料栽培セミナーの4回目でした。

山梨県に向かうとき、
いつも朝の8時頃にうちを出るのですが、
そこまでの2時間くらいのひとりドライブが私はとても好き。

目の前に広がっている緑の山々やお空を横目に見ながら
頭に浮かんでくる脳内会話を楽しみつつ
無音で走ってる時間。
私なりの瞑想時間。

瞑想だからって、
何も考えずに脳内を静かにしておく必要はなく、
浮かんできたものをそのまま聞き取り感じ取る。
そうすると、
自分が今滞っている部分や乗り越えるべきこと、
気にしていることややらなきゃいけないと思っていることが
よく分かる。

なので、
基本的には何もしなくていい、何かしてしまわない、
ひとりドライブ時間はとてもオススメです!

今回の講義は「草対策&虫対策」でした。

無肥料栽培をやるときに
ちゃんと考えなきゃいけないのが草と虫。

でもやたらめったら駆除するということではなく、
抜く草、刈る草、残しておく草が違う。
悪さをする虫、残しておく虫も違う。

ふと畑を見ると、綺麗な蝶々。
野菜もそうだけど、虫も美しいアートだなって思う。

講義の中で面白い話があった。

青虫はキャベツの葉を食べるけれど、
食べるのはその一番外側にある人間も食べない硬い部分の葉っぱ。

その内側はキャベツ自身がロウ成分を出してぎゅっと硬くしまっていて
青虫は基本的には入れないようになっている。
そこで青虫は駆除せずに外側の葉っぱを食べさせておく。

そうすることで、
キャベツは、青虫の出す糞から出るリン酸を自身の成長に使っているとのこと。
そして青虫がいることで、
本当の敵である蛾の幼虫が寄ってこないらしい。

野菜は賢い。
人間なんてまだまだだ。

先月植えた夏野菜の状態。
ビニールシートで枠を作ったきゅうりに
3点留めして風予防したピーマンなどなど。
あとはトマトに、ナスに、落花生に、ジャガイモ、さつまいも、、、
それらの成長を観察し、よりよく育つための対処もした。

野菜が育っていく様子を見て、思う。

私たちが良かれと思って
当たり前のように施してきた化成肥料というのは
私たち人間にとっての栄養剤やサプリメントのような存在なんだろうけれど、
それって本当に必要なの?って改めて考えさせてくれる。

農薬はお薬、肥料は栄養剤やサプリメント。

もちろん、今スーパーに売っている食材だと
栄養分が足りないということで
サプリが必要な人もいるかもしれない。
でもこちらもやたらめったら取るものではないと思う。

必要なものは自然が与えてくれる。
自然が与えないものは人間にも必要ないもの。

衣食住。
切るもの、食べるもの、住むところ。

全て自然からの恵みを受けて私たちは生きている。
もっと自然を観察してみよう、
私たちが学ぶべきことは全部自然が教えてくれる。

入ってくる情報は一部であって全部ではなく、
私たちはもっと全体性を学ぶ必要があるんではないか。

自戒を込めて。。。

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