セラピストのつぶやき

血液が作られる場所

9月になりました。
今朝は久々に肌寒くて起きた朝、
タオルケットに包まって10分くらい二度寝するのが気持ちいい。

半分意識があって半分意識がないような状態の心地よさは
もう少し味わいたいくらいでやめておくと
幸せが倍増する気がします!

友人から教わって今読んでいる本が衝撃的に素晴らしい本で、
最後まで読み終わったらご紹介したいと思いますが、
その本の中に大きく取り上げられているのがある学説でした。

それは「千島学説」と言います。

この学説の本に関しては、
以前、チネイザンを勉強したときに購入していて
今まで教えられてきたことはなんだったんだろうと
衝撃だったのを覚えています。

私たちは、血液は骨髄で作られると学校で習ったかと思いますが、
この「千島学説」を読むと
それは間違いだということが分かります。

今読んでいる本の中に
分かりやすく書かれていたので一部引用します。

———————————————————————–

現代医学では、血液は骨髄で造られるということになっていますが、
実際に健康な成人骨髄を見てみると、
脂肪が充満していて造血作用は見られません。

小腸で血液が造られているのを発見したのは、
千島喜久男博士です。
彼は、今から50年以上前に、
実験中に「小腸絨毛造血」を発見しました。

まず絨毛があり、そこから赤血球ができ、
赤血球から骨や肉や、生殖細胞など、
全ての組織ができることが分かりました。

病的状態では、がん細胞をはじめとする炎症を起こしている細胞も、
全て赤血球が分化してものであり、
それは生物体の持つ適応性から考えても自然なことだと思われます。

また、赤血球が造られている絨毛は、
命の発生から誕生に伴って変化していきますが、
千島博士は系統発生的に造血現象を追い、
鳥類、哺乳類の消化管の組織構造を調べた結果、
腸に真の造血作用が存在することを発見したのです。

骨髄に血液が造られているという発見は、
実験に、長い間絶食させた鶏や鳩を使いました。
健康な整体では、骨髄は脂肪で充満していて、
造血が見られなかったからです。

絶食させた骨髄には、
確かに赤血球があったはずです。
確かに造血も行われていたはずです。
断食をさせていたために、病的な造血が起こっていたのです。
骨髄の脂肪が逆分化して、赤血球に変わっているのを見て、
骨髄で血液が造られていると勘違いしてしまったのです。
毎日餌を与えている、健康な鳩の骨髄の中に見えるのは、
ただの脂肪だけです。

長い間絶食させたり、大量の失血の後に、
骨髄の中に赤血球が多いからといって、
それを健康で栄養状態のいい人や動物にそのまま適用するのは、
大きな誤りです。

この大きな誤りが、医学をほとんそ乱脈に肥大化させ、
結果的に、現在の1億総病人を生んでいるのです。

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この学説は今でも蚊帳の外に放置されています。
この学説を採用してしまうと、
医学だけでなく、
生物学、栄養学、農学、全ての改革をしないといけなくなり、
主流を採用してきた人たちの権威や対面が脅かされるので、
異端児としてずっと攻撃されてきたとのことです、、、

今もそうだと思いますが、
歴史はこんなにもくだらないことをずっと繰り返しているのですね、、、

この千島学説に基づいて、
断食をして小腸の宿便を取り、玄米菜食を続けると、
リュウマチ、アトピー、癌などもみんな治って
元気になっていっているとのお話が書いてありました。

第二の脳を呼ばれている「腸」は
本当は体全体を支配している第一の脳なのかもしれません。

体の病気だけでなく、
心の病気も含めて、
原因を探ることに彷徨ったり、
西洋医学や代替療法に頼るのではなく、
まずは腸の状態を自分で観察してみるのが
病気の根本を見ることにつながるんだと思います。

あなたの腸はどうですか?
心地良さそうにしていますか?

私たちは排泄をしているので、
排泄物を見て腸の気配を感じることができます。
便通の良し悪しから腸の様子を知ることができます。
オナラの匂いで腸の中の腐敗を知ることもできます。

あとは腸に動きやすいスペースを作ってあげて、
腸の周りの内臓を含めてそれぞれが心地よい働きができるように
セルフケアをしてあげることです。

お腹を触ってみましょう。
硬いでしょうか?柔らかいでしょうか?
滞っているところがありませんか?
押して痛みを感じる部分はありませんか?

自分の健康は、自分に責任がある。

であれば、少しでも不調を感じることがあれば、
腸の状態に立ち返ってみることをお勧めします。

チネイザンの施術は辻堂サロンにて、
セルフケアはオンラインで講座を行なっておりますので、
ご興味ある方はぜひご連絡ください。

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