セラピストのつぶやき

感情の蓋を開ける

昨日はなんとなく気分が晴れなくて、
行き場のない悲しみと葛藤が襲ってきたので、
夕方、サーフボードを抱えて波のない海に入ってきました。

そしたら、、、

本当に素晴らしい景色に出会いました。
お空には雲がなく、富士山のシルエットをバックに
夕陽から伸びるオレンジとブルーのグラデーション色のお空、
そして少し経つと
江ノ島側からピンク色の大きなお月様が顔を出してきて
その自然の雄大さと偉大さに圧倒されました。

でね、夕陽をぼーっと眺めていたら、
煌びやかな大きな星が瞬いていて、
なんの星だろう?金星?とか思っていたら、
パッと消えた!!!

消えてからはもう何もなかったのようなお空。。。
あれはなんだったんだろうか。

そしてその光を見た後、
心に滞っていたモヤモヤが消えていることに気づく。

本当に不思議な時間でした照れ

先週末はAFP(アートオブフェミニンプレゼンス)の
3日間集中プログラム(再受講)に参加していました。

私がAFPのティーチャートレーニングを受けたのは、
2020年2月、
コロナ時代になる直前のことでした。

今回はその時と会場の様子が一変。
会場の関係で、マスク着用での開催。

私はそれが理由で、
直前まで参加することに迷いがありました。

普段から私はマスクをしていません。

動悸が上がってパニックになるだけでなく、
呼吸が浅くなって健康を害するし、
そもそもマスクにウィルス感染予防効果はないし、、、
マスク反対派の私としては
簡単には受け入れられませんでした。

3日間の中で、
いろんな理由で呼吸が苦しくて
みんなから離れてマスクを外したり、
ワークの動きを止めることもありました。

でも私は
できるだけ心臓の動悸を早めないように、
できるだけ鼓動を感じないようにしていたからか、
沸き起こる感情を感じることさえ抑えていたり、
冷静に俯瞰することばかり考えたりしていました。

最終日になるまで
それが自分にとって
よくないことであるとは気づかなかった。

そしてこういう時って、
やはり私にとって必要なことが必ず起こる。

最終日の最後に行ったワークの時、
その最後の最後に、
かかっている音楽が音響機器の不具合か何かで
音が途切れたり、雑音が入ったりして
急に周波数が乱れ始めました。。。

私はそういうのがとても苦手なのです。。。

意識が自分の心臓に向きすぎてしまって、
呼吸が乱れて苦しくなってきました。
そして同時に、
何か込み上げてくるものがありました。

そこで初めて
ちゃんと自分の内側に入れたのかもしれません。

最後のワークが終わってからグループのみんなでのシェアタイムの時、
私の中で何が起こったのかが分かりました。

私はこの3日間だけでなく、
ここ数年の間も、
いろんなことをできるだけ感じないように大きな蓋をしていたということ。
実感させられました。

その蓋は自分を守るためでもある。
でも、時にその蓋があることで
本当に大切な感情まで感じられなくなってしまったり、
それを大切な誰かに伝えたりすることもできなくなってしまう。

コロナ禍になってから、
私はなぜこんなおかしな世界になってしまったのか、
違和感だけではなく、
怒り、悲しみ、憂い、憎悪、やるせなさ、、、
たくさんの大きな感情を感じるようになった。

でもそれをいくらブログで発信しても誰かに伝えても
その憤りを払拭することができなかった。

だから、少しでもその感情を小さくするように
抑えて抑えて我慢していた。

我慢は良くない。

この3日間を通じて、
何か覚悟が決まったような気がしている。
私の行動の大元になってる「愛」。
そこにもっとフォーカスして行動しなければならない。

今回一緒に過ごした仲間たちの大きな愛に触れて、
私自身の中にある愛が共鳴し、
これからの人生に何を残していくのか、
自分の行動をどう表していくのか、
具体的には分からなけれど、
骨格が見えてきたような気がした。

私はもしかしたら
みんなと違う感覚でAFPの集まりに来ているのかもしれない。

私はこういった集まりが好きなわけでない。
むしろ、できればこういう集まりは避けたいと思ってる。
それは私の気質であって、
克服することでもないし、あまりそこに関心がない。

でもその集団の場だからこそ自分が気付かされることや
体感として得られるものがあまりに大きくて
ここで感じていることが人生に必要なものだという確信がある。

だから、こうやってAFPを続けている。

集まりは好きではないと言っておきながら、
仲間と話をし、感情を分かち合えることは好き。
集団ではなく、
個別に接することが私は好きなのだ。

写真を撮る時だけ、マスクを外していいと言われた。
最高に気持ちが良かった。

このみんなの表情、見られるかな?

私はこの女性たちの美しさを遠目で見ることが好き。
そして話すときは個別で話すのが好き。
それが私。

自分のことをさらに深く知ることができて、
とても深くて素晴らしい日々でした。

ご一緒していただいた仲間と、そして
いつも大きな愛で導いてくれる認定トレーナーのアムリタさん、
ありがとうございましたハート

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