セラピストのつぶやき

スマホ脳の行方

昨日の朝、家を出て少し経ってから
スマホを家に忘れてきたことに気付いた。

戻ろうと思えばすぐだったんだけれど、
1日くらいスマホがなくてもいいか、、、とそのまま勤務先へ向かった。

結果、少し不便だと感じたことは
モバイルSUICAが使えなくて久々に切符を買ったこと、
勤務先の入室カードが携帯のケースに入ったままだったこと、
時計を持っていなかったので時間が分からなかったこと、
その3つくらいだった。
大した問題ではなかった。

そしてそんな日に
読もうと思って持ってきていた本がこちら。

今年のベストセラーらしい。

「スマホ脳」
(新潮新書) – 2020/11/18
アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)

先日、友人がこの本の話をしていて
内容が気になってすぐに購入した。

スマホを家に忘れてきたのもあって、
勤務先の休憩中や電車の中ですぐに1冊読み終えることができた。

そう、このところ、本を読むのに時間がかかるなぁと思っていたけれど、
スマホの電源を切っておけばいいんだなと今更ながら気が付いた笑い泣き

この本は、
記憶力や集中力という知能がスマホのせいで低下しているということ、
ライフスタイルのデジタル化と並行して多くの人の精神状態が悪化していることが
精神科医の目線で書かれている。

その辺りはとても面白い分析&考察が書いてあるので
興味ある方はぜひ読んでみたらいいと思う。

SNSは脳をうまくハッキングしていることや
子供がタブレットを使うことへの懸念なども含めて。

でも結局、
言いたいことはこれなんだと思う。

日頃から私も思っていたことなのでめちゃ納得。

————————————————————————————

睡眠
運動
他者との関わり

この3つが精神的な不調から身を守る重要な要素。

「不安」は脅威となり得るものに対して、
事前にストレスシステムを作動させることで起こる。
身体の状態が良い人はそのシステムを事前に稼働させる必要がない。
脅威かもしれない対象を攻撃したり、
逃げ出したりする体力があるからだ。
それが不安の軽減につながる。

有酸素運動がストレス予防につながる。
あらゆる種類の運動が知能の処理速度にいい影響を与える。
運動していると頭の回転が速くなる。
1週間に2時間くらいでOK。

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運動すること、もしくは身体を動かすことは
肉体をいただいた人間として
身体を大切にすることの1番の基本であり、
義務だと思っている。

特に子供たちの無限のエネルギーをうまく使うためにも
身体を動かすことは必須だと思う。

ということで、大事なことは、

睡眠を優先し、
身体をよく動かし、
社会的な関係を作り、
適度なストレスに自分をさらし、
スマホの使用を制限すること。

夜はサイレント&機内モードにしていて
目覚まし時計としてだけ使っていたけれど、
それも、これを機にやめようと思う。

おしゃれな目覚まし時計を買ってこよう。

これからやりたいこともたくさんあるから、
何かと情報を集めたいという意識が働いて
インターネットでいろんな調べ物をする時間が増えていたので
少しその時間を「本を読む」ことに変えていこうと思う。

ネットで調べることよりも
本を読むことの方が私にとってメリットがあると感じる。

目に負担をかけにくい
自分の頭で考える力が増す
別の刺激的内容に興味を惹かれることがない

読みたい本がこのところ増え過ぎてて
列を成して待っているので(笑)、
空いている時間は本と向き合う日々にしようと思いますハート

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