セラピストのつぶやき

自分の世界は自分で創る

今日は雪が似合いそうな寒空。

そういう日こそ、
おうちでエクササイズをしたり、
本を読んだり、
体や心が喜ぶことをたくさんしたい。

本を読むこと
映画を見ること

それは自分の中に眠っているイマジネーション力が活性化される。
その世界に入り込んで
頭の中で自分なりにその世界を考察していく濃厚な時間が好きです。

年末にマトリックス3部作を復習し見終えたので
先日の新月の日に新作を見にいってきました。

ちょっとネタバレしてしまうそうなので、
まだ見てない人は
ここから先は新作を見てからにしたほうがいいかもしれない。

私は映画を見終わったら、
時間をかけてたくさんの人の映画のレビューを読みまくるのが好きなのですが、
この映画、賛否両論あるみたいね。
その理由は何となくわかる気がする。

1つの映画として冷静に観察すると、
チープに感じる部分があったり、
流れが唐突すぎるところがあったり、
アメコミのようなギャグ的な要素も取り込まれていたり、
なんとなくイメージが違った人も多かったのかな?!
(私は好きだったけど)

この映画を見て3日経ったけれど、
私としては、
スルメのように味わい深く、内容がさらに深まっていく感じ。

マトリックス、仮想現実について、
そして、人間とは何かについての考えがとても深まったし、
あらゆる言葉が過去や未来からのメッセージにも感じたので
見てよかった。
復習のために、もう一度観にいきたい。

結局、AI、機械と人間の違いは、
「感情」があるかどうか。

それは
「愛」だったり、「信頼」だったり、
いろんな形があるけれど、
科学では計り知れない見えない領域において大きな違いがある。

自分の過去を振り返ってみても
自分自身を大きく動かした経験や大きく前に進む勇気は
全部自分の中から湧き出てきた「感情」によるところが大きいのが分かる。

そしてもう一つ大事な要素は「欲求」
それは「感情」に付随しているものでもある。

機械としてプログラムされた目的・ゴールとは違って
人間にはそのプロセスの中で
そのときそのときに湧き出てくる「欲求」がある。

そこに絡みついてくるのが
人間に初期設定されているであろう「支配したい&支配されたい」という、
少し厄介な欲求であると感じる。

この心理的な欲求は誰もが持っていて
これをどのようにうまくバランスを取っていくかということによって
人生の満たされ度が変わってくる気がしている。

仮にこの世界が仮想現実で
奴隷のように支配されている世界だったとしても
その可能性を知っている、もしくは気づいているのであれば、
自分は「自由」を選択することもできる。

赤いピルを飲むのか、青いピルを飲むのか

それは見える形でピルに置き換えられているだけであって、
実際今私たちが生きているこの世界においても
赤か青かという「選択」と常に向き合う時間の中にあって
そこに「感情」や「欲求」があることによって
自分で、自分の意思で、
その後の場面を創造することができる。

自分の世界は自分で創造することができる。

この世界は本当に面白い。

世の中のニュースを見る選択をするか、見ない選択をするかによって
自分の心の安定感が変わるかもしれない。

誰かの意見を信じるという選択をするか、信じないという選択をするかによって
自分の未来が変わるかもしれない。

でもそれは外にある何か・誰かのせいにはできない、
すべては自分が「選択」したことだから。

私の人生は、私の責任。
誰のせいにもできない。

だから面白いんだと思うよおねがい

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