幼い子供が歩いているのを見ると
頭が大きくて体のバランスを取るのが難しそうで
何度も転んで、泣いて、また歩き出して、
そうやって大人になっていくんだなーと
何だか感慨深い気持ちになる。
子供の頃はよく転んでいた記憶があるけれど、
大人になってから、思いっきり転んだ経験って
どのくらいあるだろうか。
先日、久々に雪山に行ってきました。
ここは群馬県の川場スキー場。
スノボがやりたくてめちゃくちゃ練習して
上手くなってきて楽しくて仕方なかった若い頃は、
ワンシーズンで何度も雪山に通い、
リフトが動いている時間はめいいっぱい滑るという
活発なスノボ生活を送っていた。
北海道、青森、岩手、山形、福島、新潟、群馬、山梨、長野、、、
いろんな場所に行って
スノボセット一式を担ぎながら、
旅をしながらスキー場を巡っていた。
今回は久々だったので
ちゃんと滑れるかなぁと思っていたけれど、
リフトで山頂に登って一度ゆっくり滑り始めると、
もう心は20代に戻っている(笑)
すぐに慣れて
コース脇の斜面を登って遊んだり、
コースを外れたパウダーに突っ込んだり、
まだ適度にやんちゃになれる自分がいた。
パウダーに突っ込んで思いっきり転んだり、
バランスが崩れた時に回転して転んだり、、、
大人になってこんな風に思いっきり転べるって
とても気持ちがいいもの。
自分がより解放される感じがするし、
頭で考えることを一切放棄させられて、
感覚と喜びにだけフォーカスさせられる感じもする。
まだお空は真っ暗な中、早朝4時に車で出発して、
リフトが動き始める8時にはスタンバイして
午後3時くらいまで滑って、
その後は近くの温泉入って
適当にストレッチ。
翌日あたりは相当な筋肉痛になるだろうなと思っていたけれど、
全然大丈夫だった。
普段からある程度筋肉を使っているからかもしれない。
筋肉は使わないと衰える。
筋肉が衰えると熱を発生させるエネルギー代謝が落ちる。
だからやはり、体を動かすことは健康を維持するために
必須なんだと思う。
でも、プラスチックは
使ってても使わなくても劣化する。
私のスノーボードは
もうかれこれ15年くらい使っている。
今回、滑っている途中でビンディングのベルトが切れたので、
ベルトだけ買って付け直し、
2回目滑ったら
また逆側のベルトが切れてまた買って付け直し
なんと3回目も
今度はつま先がわのベルトが切れて、、、
結局、3回もショップに行って付け直した。。。
これもまたいい経験(笑)
体は年齢と共にちゃんと使い方を変える必要があるから
無茶なことはもうしないけれど、
できるだけ全身運動はした方がいい。
普段動かしていない体の細胞を動かすと
何かいらないもの、いらない感情が解放される。
細胞に溜まっていた余計な感情が一気に流れていって
なんだか知らないけれど、
現実にさらに加速感が生まれる。
ある程度の距離を移動するだけでも「運が動く」というし、
体を動かすことを「運動」というのだから、
やはり「動く」というキーワードなしに
人間の進化はないんだと思う。
とにかく「動く」!
この世の全ては変化しているのであれば、
やはり「動く」が基本中の基本。
今年はどんな風に動いていこうか、
楽しい動きをたくさん計画していこうと思ってるこの頃です