セラピストのつぶやき

不快を与えること

朝、太陽の光がリビングに入ってくるのですが、
太陽の高さが低くなったなぁ、
冬に向かっているんだなと感じながら
今、ブログを書いていますおねがい

昨日のブログでは先週受けていた
ヘッドヒーリング関連のお勉強の中で感じたことを書きましたが、
今日はその続きです。

私が打ちのめされた出来事、その2(笑)

今回1週間の研修の中で
私が最も大きな衝撃を受けたのは
「快・不快」という言葉に対する考え方を見直させられたことでした。

講義の中でも、

相手に不快を与えてはならない、
相手に質の良い睡眠を促すように施術をする、

そんなことを何度も言われてきたし、

練習で人からの施術を受けている時も

そのやり方は痛いなとか、
摩擦が起こって不快だなとか、

いろんな感覚を感じていたので、
私自身は
相手に不快を与えないように施術することに
意識をフォーカスしていました。

「相手に不快を与えるということ」
私はこの言葉に最初から敏感に反応していることに
気づいていました。

このヘッドの施術の時だけでなく、
私の人生全般において、
相手に不快を与えたり、
嫌な思いをさせたり、
私が何かをすることで周りの調和が崩れることを
ものすごく恐れて生きてきたということに
この時、向き合わされました。

私がいるからあの先生をいつも怒らせていた
私のせいでいつもみんなに迷惑をかけている
私なんていない方がいい

大昔、小学生の時の私がここに顔を出しているのがわかりました。
もうとっくに消化し終わったと思っていたのに
まだまだその時の感情の切れ端が体の細胞に残っていて
でも、その概念を変える必要があるからこそ、
私の認識に上がってきたんだなと感じました。

そしてヘッドの研修を終えて講師の方に言われた言葉に
衝撃波が走りました。

不快を感じさせないということは
何もしていないのと同じ。

この言葉を聞いた時、
やはり全てはエネルギーなんだなと改めて感じ入りました。

「好き」の反対は、「嫌い」ではなく「無関心」
であるし、
「快」の反対は、「不快」ではなく「何も感じない」
であるということ。

「技術というのは、
その先にあること、
恐怖と相手への不快感をなくすということからは解決しない。
相手に不快を与えることからしか始まらない。」

そんな言葉をいただき、
自分の中の一つの扉が開いた感じがしました。

「無関心」だったり、「何も感じない」って何だか淋しい。

どうせ何かするなら、
私はエネルギーを動かしたい。
それがプラスの方向だとしてもマイナスの方向だとしても。

私の中にある「恐れ」に気付かされた時間だったけれど、
そのことに気づいた時、
自分の中にあるパワーが外に出たがっている感じがあって

どれだけ自分のパワーを抑えていたのか、
どれだけ自分の内側を制限してきたのか、

認識することができました。

研修最終日の帰り道、
明治神宮の方まで歩いて行ってただただその感情を感じながら
散歩してきました。

大好きな森の中、
小雨が降っている曇り空の下、
身体中がビリビリして熱を帯びているような不思議な体感がありました。

自分の内側にものすごく大きなパワーが眠っている。
そしてもうそろそろ
そのパワーを現実世界に出していく時である。

そう感じた時、
曇っているはずなのに、
ものすごく綺麗な光が目の前をキラキラと照らしていました。
圧倒される時間でした。

私は自分の中に果てしないパワーがあることは
幼少期から気づいていました。
でもそれとは裏腹に、
恐れの塊のような人間として生きていました。
だから、そのパワーの出し方が分からなかった。

そして昨日、
7年ぶりに連絡をくれて久々に会った友人と話している時、
その答えを自分で言っていることに気付きました。

もちろん、これは私だけのことではなく、
人間は皆、無限のパワーを持っていて、
本来の自分、本来の自分自身でいる時、
なんでも手に入れることができるし、全ての思いは叶うということ。

今回は1週間の研修を受けるということを通して、
大きな気付きを得たと同時に、
これからの行動を促してくれるような時間になりました。

自分がやりたいと思ったことをやらせてあげて本当によかった。
気になっていた言葉を見て見ぬふりせずに採用してあげてよかった。
自分の内側から来る衝動に従って本当によかった。

そう、答えは全部自分の中にある。

それに気づくか、気づかないか。
ただそれだけなんだね赤薔薇

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