寒いと、鳥肌が立つ。
自分の魂の中に在るものと外側の世界の何かがリンクしたときにも
鳥肌が立つ。
鳥肌というのは、「震え」が起きる時の体の現象。
寒さも魂の喜びも
「震え」という意味では体の現象は似てる。
昨日も少し書いたけれど、
話題のあの映画見てきました。
「すずめの戸締り」
311の震災をテーマにしているけれど、
そのこと以外にも
とても壮大なメッセージが意図されているような気がして
消化するのに少し時間がかかりました。
ちょっとモヤモヤしていた週末の夜、
急に思い立ってレイトショーで見てきたんだけれど、
足の先から頭の先まで
全身一気に鳥肌が立つ瞬間が何度もやってきた映画って
これが初めてだった気がします。
その鳥肌の理由は定かではないけれど、
明らかに私の中で「震え」が起きていて、
心の奥では認識しているけれど、
ちゃんと気づかなきゃいけないことと直結している感じ。
「扉の向こうには、すべての時間があった ーーー」
そんな風に公式サイトには書いてあるけれど、
私自身、ここ数日で
それと同じようなことを感じる瞬間が何度か訪れた。
それは、
今この瞬間に、過去も未来も同時に存在しているということ。
今ここで感じている感情は、
過去にも感じた感情でもあり、
過去とは今世での過去だけではなく、過去生の中で感情でもあるということ、
そして未来にもその感情を別の形で味わうことになるのかもしれないということ。
私自身、過去生というものがあると心から信じるようになったのは、
2014年に初めてセドナに行った時から。
セドナの、あるネイティブアメリカンの居留地で瞑想をしたときに、
自分の過去生を目の前で見たから。
そのときに見た過去生で起きた出来事での「私」の感情が
今の自分の中に猛烈に入ってきたとき、
今、自分の中に湧き起こっている感情は、
今この瞬間のものだけでなく、過去にも未来にも繋がっている、
同時に存在しているということを感じた。
私が今まさに体験している、ある出来事に対する感情は
とても切なくて、苦しくて、悲しいものだけれど、
今ここで感じている感情を解放していくことは、
自分の重く苦しい過去生での感情を癒していくことと同じ。
「今この瞬間」に全てがある。
だからこそ、過去や未来を変えることができるのは、
「今しかない」ということ。
カルマ的な何かを抱えていたり、
それがトラウマになっていたとしても、
今この瞬間の状態に気付き、癒していくことで
消えていくのかもしれない。
私の人生のメインテーマの1つは、
プロフィールのキャッチコピーでも使っているように
「心の解放」「感情の解放」
それは、
感情の抑圧を経験してきたからこその解放欲求であり、
まず感じている感情を認識し、
そして行動を起こして、癒し、解放していくことで、
外側の世界にも目に見える形での愛に変わっていくんだろうと思う。
単に、震災をテーマにした映画というだけではない、
大きな宇宙的な仕組みや法則を垣間見れるような、
メッセージ性の高い内容だなと思いました。
私的にこの映画の内容に関しては、
少し不快感を感じる描写もあったけれど、
興味ある方はぜひこの映画、見てほしいなと思います
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