先週末から急に寒くなった感じがして
やっとのことで昨日ダウンジャケットを出してきました!
寒さに強い体を作りたくて、
できるだけ厚着はしないポリシーを持っているのですが、
だからといって体を冷やすのは良くないし、
そのバランスを取るのがなかなか難しいなと思うこの頃
そんな昨日は
心がどっぷり温かくなる時間を体験してきました。
「雅楽」と
「イラン・ペルシャ古典音楽」の響きを聴きに
目黒不動尊へ。
雅楽は日本の古典音楽の一つ。
笙と龍笛の生音はおそらく初めて聞いた気がするけれど、
体に響き渡る感覚が今まで体験したことがないくらい凄かった。
最初にそれぞれの音の演奏があり、
次に二つ合わせた演奏があったんだけれど、
一つずつの演奏の時に体の部位がものすごく反応した。
龍笛は喉が蠢いて、何かが出て行きたい感じがして、
猛烈に深呼吸しながら聞いていた。
もしかしたら、私の口から邪気が出ていたかも(笑)
笙は想像以上に素晴らしい振動で、
喉から上のチャクラ、オーラ体を含めて
トータルにクリアリングされる感じがして、
別次元に飛びそうなほどすごい音。
そして、
イラン・ペルシャ古典音楽。
イランの打弦楽器であるサントゥール、
そして同じくイランの打楽器であるトンバク&ダフ。
この楽器も初めて見て聞いたんたけれど、
あまりに美しい旋律で悶絶した。
サントゥールは鉄琴みたいに
繊細なバチみたいなもので弦を叩くんだけれど
かなり優美な音が出る。
トンバクとダフは
インディアンドラムとジャンベのような太鼓たちなんだけれど、
かなり繊細な音が出るので軽やかでもあり、時に重みもある音。
これは奏者によって全然違う音が出そうな感じ。
私は弦楽器も打楽器も大好物なので、
恍惚感の中で聴いていました。
そして、4つの楽器の融合。
これは完全に時間も空間も超えて
意識はどこか別の場所へ飛んでいっているような
体が宙に舞って重力をなくしているような
そんな優美で官能的な時間でした。
このイベントのチラシにこんなことが書かれていたのですが、
なんだか妙に引き込まれたのでこちらに転記しておきます。
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アカシャ「空」は広くアジアに伝わる世界の構成要素・五大元素のひとつで、
全てを包み込む無限の空間「虚空」を意味します。
日本には仏教と共に伝来した概念です。
この無限の空間の中で、
風が起こり、火が立ち上がり、水が流れ、大地が息づいています。
その中に、私たち人間の暮らしがあり。音楽があります。
インド哲学では、五大元素の中でも最初に「空」が生まれ、
それと同時に「音」が生まれたとされます。
私たちは、目に見えないけれど、
この虚空に満ちる「音」「響き」に生かされているのかもしれません。
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この世の全てはエネルギー。
それは振動でもあり、音でもある。
音の世界はとっても深い。
それはこの世の全てであるからこそ、
もっと深い部分を知りたくなるのかもしれない。
音の世界、もっと探求したい。
私たちの体には常に音が存在し、
私たちの心も常に音を奏でている。
その一番源になるものが、「声」なのではないか、
そんな風に感じている。
私たちが奏でる音のなかで
一番わかりやすく、現実世界に表しやすい「声」
ちょうど来月、
私は今回の笙の奏者の方のセッションを受けることになっている。
自分の声と向き合うこと。
私にとっておそらく、
この人生最大の魂チャレをやっていくゴングが鳴ったような日になりました。
どんな恐れと向き合うことになるのか、
どんな新しい世界を見ることになるのか、
私のチャレンジはこれからまだまだ続きます
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