セラピストのつぶやき

自分の声が心を作る

今日は乙女座の満月、
最近の私は満月に生理が来ることが多いので、
ちょうどいいデトックス期間。

毎月の生理は
ここ1ヶ月の食生活や精神の状態が
とても分かりやすく現れるなーといつも思う。
体は嘘をつくこともなく、
とても正直で
私たちに今の状態を伝えてくれている照れ

先月から、
声を出すということにフォーカスし始め、
2月の新月から
「言の葉アルケミー講座」という
朗読劇に向けた学びを受けている。

昨日は2回目のレッスンがあったんだけれど、
自分の声の出し方、
自分がどんな風に声と接してきたか、
なぜ声が出にくかったのか、
などなど、
いろんなことが明らかになってきた。

前回のレッスンでは
こんなことを意識して行なった。

①誰かに言葉を伝えていることを意識して、
相手に話をしているかのように読むこと。

②体全体から、
特に、おへそと仙骨辺りにまで響かせるように
意識して声を出すこと。

③口角を上げて笑っているような感じで読むこと。

そして、
読む練習をするときには、
唇ではなく、舌の筋肉をよく使えるように
割り箸を使って行うトレーニングをしつつ、
2回目のレッスンに臨んだ。

昨日の2回目のレッスンでは
口を大袈裟なくらいよく動かして、
表情筋を大きく使いながら読む
ということを
意識して行った。

今まで学んだことにプラスして
これを行った結果、
私はすごいことに気が付いた。。。

私自身、
今まで声が出にくいことが多かったり、
大きな声を出そうとしても出なかったり、
声量がないことの理由が分からなかった。
私はそういう性質を持っているのかなと思っていた。
でもそれは違っていた。

また、昔からよく、
「いつもだるそうにかったるそうにしているけれど、
中身は熱いよね」
とか
「だるそうに喋るけど、中身とのギャップがあるよね」
とか
そんな言葉を言われることが多かった。

きっとそれはある意味で
褒められているんだろうけれど(笑)、
そんな言葉たちによって、
私はアンニュイでかったるそうな喋り方をする人間なんだなと
自分のイメージを固定化させていたかもしれない。
でも、それも違っていた。

そもそも私は
「喋り方」をちゃんと知らなかったんだ。。。

そして
心を閉じていた過去が長かったので
その時の声が「心」を作ってしまった。

声が出ない、
声が小さい、
声が変、
声が震える、
声の音域が狭い、

そのときに自分が自分で聞いていた声は
一向に改善することがなく、
むしろ年齢が上がるとともに悪化していった。

だから、
自分の声を聞くたびに、
私はどんどん嫌な気持ちになり、
自分のことが嫌いになり、
私の精神状態に大きく影響を及ぼしていった。

「声」は私そのものなんだ。

心の状態が声に表れている過去が私は長かったけれど、
でもそういう時には
心を先に変える努力をするのではなく、
「声の出し方を先に変えてみる」と、
心の状態が大きく変わるということを体全体で体感した!

そんなことは知識では知っている。
体と心は繋がっているから、
体から取り組んだ方が早いのは間違いない。

でも声に関しては
私の苦手分野だったので、
完全に意識の外に置いていた。

私が学んできた中で唯一、AFPの中に、
ボーカルパワーというプラクティスがあるんだけれど、
それよりも前の段階で
私はつまづいていたのかもしれない。

昨日の2回目のレッスンで
声の出し方を変えてみた後、
つまり、
前回のレッスンで言われたことを意識した上で
顔の表情筋を大きく使って朗読をした後、
私の中の変化がかなりすごかった。

心には何の不安も懸念もなく、
自分という存在そのものの威厳を感じているという
目の前が開けるような時間が訪れた。

朗読に慣れているわけではないので、
たまに言葉が突っかかることがある。
でも
その意識的な読み方をすると
もし言葉が突っかかったとしても
自分を責めたり、テンションが落ちることなく、
自信を持ってそのまま読み直して進めることができた。

声ってすごい。

これから
人が出している声にも注目してみようと思う。

自分の声が自分の心を作っていくんだということ
もっと意識して感じていこうと思う。

自分の発している声を録音して
客観的にもっと聞いてみようと思う。

自分の声が好きだと思うなら、
それは自分のことが好きだということだ。

声の探究は始まったばかりだけれど、
心が震えるような体験がもう始まっている。

朗読劇まであと11日。
私自身の大改造計画の一つ、「声」を
一歩ずつ進化させていきたいと思いますハート

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