セラピストのつぶやき

身近な関係性を育てる

この4月から
うちの近所でCSA(地域支援型農業)というものに参加しています。

CSAは、Community Supported Agricultureの略。
(詳しくはこちらのサイトをご参考に!)
地元農家さんのお野菜を
直接定期的にまとめて購入する仕組みです。

2週間に一度、
近くのコミュニティスペースに農家さんがお野菜を持ってきてくれて
みんなでお野菜を分けて購入するということをやっています。

これを提案してくれた、
近所の友人がこんなことを言っていました。

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これは単なる共同購入にあらず。
こさえ(悪い葉っぱを取ったり、計量し小分けにしてパッキングする)や
個別に宅配するのはなかなか大変です。
そこらへんはCSAの方でやることで、
農家さんはもっと畑に力を注げるんじゃないかと思います。

みんなで出荷調製やるのは、井戸端会議っぽくて楽しいかもしれませんし。
また、やりたい人は実際に畑に行って野菜が育っているところを感じたり、
作業を手伝ったりという関係になっても良いかもしれません。

有機農家さんは時期によって野菜が取れたり取れなかったり、
年に2回端境期(野菜があまり取れない時期)があります。
それに加えて天候にも左右されます。
あまり取れない時は取れないなりに、たくさん取れた時はちょっと多く。
自然のリズムに合わせて、
農家さんが無理なく続けられるように支えるしくみです。
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地域で有機農業を頑張っている農家さんを応援することだけでなく、
近所の人たちと集まることで関係性を深められること、
さらに
美味しい新鮮なお野菜を手に入れられること、
メリットがたくさんあります。

そしてもし、これから先、
食に関して、
今までのような流通が機能しなくなったとしても
地域の助け合いがあれば
きっと乗り越えられることもあると思います。

そのためにも地域社会の中の繋がりって
今後本当に大事になってくると思うのです。

CSAを提案してくれた友人は、辻堂の地主さんなので、
ここ辻堂でも小さな村「ちっちゃい辻堂」を作っていこうと実際に行動していて
素敵な活動をされています。

入居者さんも募集されているので、
ご興味がある方はこちらをご覧ください!

先日はその村をちょっと見学させてもらいました。

賃貸の家を今建設中で
周りにはかなり多くの植栽がされていて
何だか別荘地のように変身していました!

その近くには月に1度みんなで集まっている
平屋のコミュニティスペースがあって
ウッドデッキもある気持ちの良いスペースです。

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辻堂が「森」のようになったらいいなと思うんです。
それは実際に緑があって生き物もいるということと、
人間関係にも有機的な生態系があって、
お互いに活かしあって生きるということ。
そちらも他の生き物との共生があってこそ
です。

その中にある一本の巨木のように、
自分がいることで誰かの、または
小さな隣人たちの居場所を作っていけるような存在でありたい、
そして自分が老いた時には、老木のように、
蓄えた栄養を次の世代に回していくことができたら
と考えています。
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これ、とても素敵な考え方だなーと思います。

私もこの地域のに直接つながるような関係性を
もっと積極的に持っていきたいなと思っています。

アズワンに行った時に一緒だった仲間が
辻堂に遊びにきてくれました。

みんな地域社会というものに興味がある人ばかりなので、
それぞれが住んでいる地域で
同じように身近な関係性を育てていくということを
実際にやっていく人たちばかりなんだろうなと思います。

少しずつでいいから、
地域の繋がりを持ってみるということに
フォーカスして行ったら良いのではと思っています。

これから一番大事なのは、きっと「繋がり」。

私たちは一人では生きられない。
助け合って、補い合って、見つめあって、
みんなで喜びを分かち合って生きていきたい。

今の私にできることってなんだろう?
そんなことばかり考えているこの頃です照れ

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