セラピストのつぶやき

感情の出し方

私が週2〜3回勤務しているクリニックに出勤する時間、
よく保母さん&保育園の子供たちとすれ違います。

すれ違うのはほんの少しの時間なんだけれど、
子供たちの表情とか感情の出し方とか、
ついついじっと見てしまう。

それはきっと、
今感じている感情をそのまま出していて
見ていて気持ちがいいから。
あぁ、今そういう感じがしているんだね、って
なんとなくこちらが安心した感覚になるから。

その時に感じた感情を
そのまま出すことは気持ちがいい。
喜びも楽しさも
怒りも悲しみも全て。

でも大人になるにつれて、
いや、他者を意識するようになって以来、
少しずつ感情を抑えることを覚えていって
変な人だと思われないように、
あまり目立たないように、
その場の調和を乱さないように、
いろんな理由で感情のコントロールが上手くなってきたけれど、
抑え気味の感情はどこかで出さないと
いつかどこかで爆発する。

私自身、先日から何かモヤモヤ感があって
そのモヤモヤの理由は分かっているんだけれど、
そのモヤモヤ星人が自分を責めることをしてしまいそうな気がして
その感情をどうにか出したくて仕方ない!という時、
タイミングよくある映画を見てきました。
(なんか、ほんと最近、映画にご縁があるな)

コーダ あいのうた

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【あらすじ】
とある海辺の町。
耳の不自由な家族の中で唯一耳が聞こえる女子高生のルビーは、
幼少期からさまざまな場面で家族のコミュニケーションを手助けし、
家業の漁業も毎日手伝っていた。
新学期、彼女はひそかに憧れる同級生のマイルズと同じ合唱クラブに入り、
顧問の教師から歌の才能を見いだされる。
名門音楽大学の受験を勧められるルビーだったが、
彼女の歌声が聞こえない両親から反対されてしまう。
ルビーは夢を追うよりも家族を支えることを決めるが、
あるとき父が思いがけず娘の才能に気付く。
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歌が大好きな高校生のルビーのお話なんだけれどね。

その素直な感情、
好きなことに正直な姿、
好きな人を想う視線、
家族を想う眼差し、
そのピュアさに心打たれ、涙が溢れる。

心温まるいい映画だった。

そして猛烈に涙を流した私は
その映画を通して感じた気づきと共に、
内側にあった感情を出し切って
ものすごく爽快感と気持ちよさに溢れていた。

こうやって感情を出しても良いのだ。

特に私のように
幼い頃から感情を抑圧して生きてきた人間は
普段の生活で感情を出すことにあまり慣れていない。
だから、こうやって映画を見て感情を出すことで
自分の波動を変え、
本来の自分の状態に戻すこともできる。

このやり方はいいのかどうかは分からないけれど、
少なくとも私の中でモヤモヤしていた案件は
その後すぐに解決し、跡形もなくなった。

何も考えずに
ただただ感情を出す時間って必要だなと改めて思ったし、
何よりもまず自分の波動を変えることが先で、
現実は後からついてくるんだなと、実感した日になりましたキラキラ

今月はほんと、不思議な月。

過去や未来に意識が瞬時に飛びながら
自分自身の大きな課題をクリアする突破口が見出せそうな、
過去からの脱却を図っていくような、
なんか強烈なパワーを感じます。

ということで、今日は出勤してきまーす!ちゃおおねがい

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