明日5月21日は、二十四節気でいう「小満」
「万物の成長する気が徐々に強くなり、天地に満ち始める」
という意味だそうです。

万物が成長する時期、
人間も例外なく。

私自身、長い間、
「魂の成長無くして生きている意味なんてない」
と思っていたけれど、
そこにフォーカスしすぎると
息苦しくなることが多々ある。

停滞しているなと感じるとき、
なんで私は生きているんだろう？とネガティブモードになってしまうから。

でもそういう時、
私の心の隙間に安らぎを与えてくれるのが
友人との何気ない時間。

先日、お友達がうちにお泊まりに来ていた。
近くのお気に入りのカフェでランチしていた時、
こういう時間をもっと増やしていこう！と思った。

この前、ブログにも書いたけれど、
自分以外の人と「対話」する時間って
本当にいろんなことを感じさせてくれるし、
何よりも自分の今いる位置や今の状態を
ものすごく分かりやすく教えてくれる。

自分以外の人のことって、
その人の一部しか知らなくって
その切り取られた一部を見て
その人を認識したり、定義づけたりしてしまうけれど、
自分のことさえ、
自分が見ている部分しか自分のことを知らない。

自分の中にある葛藤を分かち合いたいと思っても
その葛藤は自分の経験や体験が複雑に絡み合っているので
本当のところ、人にその全部を理解してもらうのは難しい。
そして私はよく、人にその説明をすることを諦めてしまう。

そんなことをジトーっと考える自分がたまに現れるんだけれど（笑）、
でもやはり「対話」はとても尊いんだと思う。

対話をしていて思ったのは、
自分の感じる断片的なもの、ほんの一部の感情であっても
それを少し出してみるだけで
何かそこに小さな波を起こすことができる。

自分の波と人の波が重なると、そこに別の形の波が現れる。
その形は自分一人では形成できないものであって
人がいるからこそ生み出せる波である。

人間の関わりって奥が深い。

一人ではわからないことが、
二人だと解決したり、
三人ではさらに次の段階に進んだり、
四人ではもう別物に変化したりする。

一人でいる時間、人といる時間。
その自分なりのバランスを取ることで
人は心地よく成長できるのかなと、
そんなことを思う今朝です